元アルゼンチン代表FWのガブリエル・バティストゥータ氏が7日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、古巣のフィオレンティーナや今シーズンのスクデット争いについて語った。
かつて現役時代にセリエAで活躍したバティストゥータ氏が7日、1931年から使用されているフィオレンティーナの本拠地アルテミオ・フランキの再開発プロジェクト発表会に出席。古巣への思いを明かした。
「私はフィレンツェと素晴らしい絆で結ばれている。ここで現役生活の大部分を過ごそうと決めたことは、間違いではなかった。現在もファンからその恩恵を受けており、私もファンのことが大好きだ。フランキは10年間にわたって私の“家”だった。あの頃は、自宅よりもフランキのロッカールームで過ごした時間の方が長かったように思う。本当に私のすべてだった」
「他の場所でプレーするフィオレンティーナなんて見たくなかったので、再開発プロジェクトは正しい選択であると感じている。これなら少なくとも、『私はここでゴールを決めたんだ』って言い続けることができるからね。我々も時代の流れに乗っていかなければならない。フランキもこぎれいにする必要があるだろう」
またバティストゥータ氏は、リーグ戦で8位と好位置につけてヨーロッパリーグ(EL)出場権争いを演じるフィオレンティーナについて自身の考えを明かした。
「フィオレンティーナはEL出場にふさわしいチームになるために取り組んでいるように見える。常に素晴らしいチームではあったが、ヨーロッパに手が届かなかった。だが最近はプレーのアイデンティティが再び見え始めた。そうなればより大きなチャンスが生まれるだろう。ただ今シーズンについては難しいかもしれない」
■バティが考える今季のスクデットとCL
続いて元アルゼンチン代表FWは、今シーズンのスクデットやチャンピオンズリーグ(CL)の行方についても見解を示した。
「スクデット争いは激しい競争になるだろう。インテルやミラン、ナポリはいずれも可能性があるし、ユヴェントスだって控えている。まだかなりの試合が残されているし、継続性を示して圧倒的な実力を示したチームがなかった。CLは再びプレミアリーグのチームが制するはずだ。カルチョは何が起きるか分からないとはいえ、イングランド勢は、他のチームを一歩リードしている」
最後にバティストゥータ氏は、“新世代のバティストゥータ”は誰にあたるかを問われると、「時代も変わればプレースタイルも変わる。かつてのように、ペナルティエリア内に張ってゴールのためだけにプレーするセンターフォワードはいなくなった。だから現在の選手との比較は難しい」と結論付けた。


