28日のラ・リーガ第25節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのビジャレアル戦に臨み、4-1の勝利を果たした。
ラ・リーガ首位と3位の対戦。バルセロナは過去4シーズン、ホームでのビジャレアル戦で3敗を喫しており、最大限の警戒が必要な試合となる。
フレンキー・デ・ヨングを負傷を欠くことになったフリック監督だが、復帰したばかりのぺドリはまだ先発復帰させず。GKジョアン・ガルシア、DFクンデ、クバルシ、エリック・ガルシア、バルデ、MFフェルミン、ベルナル、オルモ、FWヤマル、フェラン、ハフィーニャを先発させている。
試合は予想通り、バルセロナがポジショナルな攻撃を仕掛け、マルセリーノ監督率いるビジャレアルがコンパクトな4-4-2で堅守速攻を狙う展開。F・デ・ヨングもぺドリも欠くバルセロナは、やはり仕掛けのパスが欠けてしまい、なかなかチャンスを生み出せなかった。
しかし28分、バルセロナはビジャレアルの不用意なボールロストから先制する。中盤でフェルミンがゲイェからボールを奪い、右サイドを走るヤマルにスルーパス。ヤマルはそのままペナルティーエリア内に侵入し、GKルイス・ジュニオールとの1対1を制してネットを揺らしている。
バルセロナはさらに37分、ヤマルが圧倒的なゴラッソでこの試合2点目を記録。右サイドで深い位置でボールを持ち、ペナルティーエリア内に切り込んでいった背番号10は、瞬発力とリズミカルなステップでカルドーナ、次にモレイロをかわして左足で豪快なシュートを放つ。ボールはL・ジュニオールの横っ飛びもむなしく、枠内左に突き刺さった。試合はバルセロナの2点リードで折り返す。
迎えた後半、ビジャレアルが立ち上がりに意地を見せた。まず48分、CKの流れからゲイェがシュートを決め切って、1点差に迫る。また54分には、アヨセがペナルティーエリアを飛び出したJ・ガルシアをかわしてシュートを放つも、ボールは無人のゴールを捉えられず、枠の右に外れている。
フリック監督は58分にオルモを下げてぺドリを投入。また67分にはフェラン、ベルナルとの交代でレヴァンドフスキ、アラウホも入れた。そして70分、ぺドリがヤマルのキャリア初となるハットトリックを導いた! ヤマルはぺドリのスルーパスからDFラインを突破し、そのままペナルティーエリア内右に侵入。L・ジュニオールを眼前に、左足インサイドで内に巻くシュートを放ち、ボールを枠内左隅に沈めている。
フリック監督は72分にハフィーニャ、ヤマルを下げてローニー、ラッシュフォードを投入。今季ゴール数をキャリア最高タイとなる18得点(ラ・リーガ13得点)に伸ばしたヤマルに対して、大多数の観客が席を立ち上がって喝采を送る。ゴラッソに次ぐゴラッソでハットを成し遂げたこの日の背番号10はバルセロナサポーターにとって天使、マッチアップしたカルドナやL・ジュニオールにとっては、悪夢以外の何物でもなかった。
ヤマルが去ったバルセロナはその後、ぺドリの圧倒的なゲームメイクで試合を支配。そして91分にはぺドリのペナルティーエリア内へのスルーパス→クンデの飛び出し&横パス→レヴァンドフスキのシュートで追加点を獲得。バルセロナは3点リードで試合を終えて、ラ・リーガ2連勝を果たした。2日にヘタフェ戦を控える2位レアル・マドリーに暫定で勝ち点4差をつけて今節も首位を維持している。また0-4からの逆転が必要なコパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、カンプ・ノウでのアトレティコ・マドリー戦に向けて勢いをつけた。




