3日のラ・リーガ第27節、バルセロナは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦をスコアレスドローで終えた。チャビ・エルナンデス監督は試合後、「チャンスを逃した」という言葉を繰り返している。
ミッドウィークにコパ・デル・レイ準決勝アトレティコ・マドリー戦をこなしたアスレティックと対戦したバルセロナだが、相手より疲労が少ないながらもゴールを奪うことができず、勝ち点1を分け合っている。ラ・リーガ3連勝を逃した同チームは勝ち点を58までしか伸ばせず、同日にマジョルカ戦を落とした2位ジローナとの勝ち点差を1に縮めたが、前日にバレンシアと2-2で引き分けたレアル・マドリーとの勝ち点差は8のままとなった。
チャビ監督は次のような感想を述べている。
「良い試合を演じられなかった。うまく攻撃できずにね。ここで一歩前へ踏み出さなくてはいけなかったが……」
「悲しいよ。最高バージョンの私たちを引き出すことができなかった。私たちはチャンスを逃したんだ。チームはにもっとできることがあったはずだった」
「私たちは満足していない。もっと改善しなければならないことがある。私たちは大きなチャンスを逃してしまったんだ。失望しているよ。ポジティブなことがあるとすれば、守備面は良かったところだろう」
「私たちはすべてにおいてチャンスを逃した。プレーでも、感覚でも、(レアル・マドリーとの)差を縮めることや2位に浮上することもね。今日は自分たちを非難しなくてはならない。望んだ通りの試合にできなかったのだから」
バルセロナはこの試合の前半にMFフレンキー・デ・ヨングとMFペドリが負傷。再び筋肉系の怪我を負ったペドリは、ベンチで涙を流していた。
「ペドリには愛情を注がなくてはいけない。しっかり回復してほしい」
「彼に寄り添わなくてはいけない。負傷を繰り返さないように、私たちが助けていかなくては。もっと強くなって戻ってくるはずだ」
チャビ監督は16歳FWラミン・ヤマルをベンチスタートとしていた。
「彼は16歳ながら、ずいぶんと長い時間プレーしていた。負傷に苦しむことがないようプランを組み立てなければならない。彼はまだ若く、私たちが気をつけなければならないんだ」
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