バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、アスレティック・ビルバオ戦を振り返った。『as』が伝えている。
20日に行われたコパ・デル・レイ4回戦で、アスレティック・ビルバオと対戦したバルセロナ。残された現実的なタイトル獲得に向けて勝利が必要だったが、開始2分に失点。その後追いつき、終盤再びリードを許すも、後半アディショナルタイムにペドリが同点弾を決めて延長戦へ持ち込む。しかし、延長前半終了間際に勝ち越し弾を奪われ、万事休す。2-3で敗れ、4回戦で姿を消した。
先日のスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝でも、レアル・マドリーに延長戦の末に敗れたバルセロナ。ラ・リーガでは首位レアル・マドリーに勝ち点17差をつけられているために、今季獲得の可能性を残すタイトルは実質的にヨーロッパリーグのみとなった。
試合後、チャビ監督は「正直に言おう。アスレティックは素晴らしい試合をした。我々はあらゆる方法でトライしたが、彼らは激しいデュエルの場面で常に優位に立っていた」と相手を称賛。そして、2大会連続の敗退を悔やんでいる。
「我々は敗退した。うまくいかないので、つらい日々が続いている。結果がついてこない。だが、信じ続けなければならない。この結果を受け止めるのは大変なことだ。非常に難しい時間だね。相手のピッチでプレーし、ボールを持てたことは良かった。トレーニングを続けないと」
「（2大会の敗退は）厳しい打撃となるが、切り替えないといけない。まだリーガとヨーロッパリーグがある。諦めるわけにはいかない。だが、受け止めるのは難しい時間だ」