バルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンに対し、モナコが関心を示しているようだ。
これまでバルセロナで公式戦422試合に出場し、6度のラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献してきたテア・シュテーゲン。しかし、今季は長期離脱を強いられて8試合の出場に留まっていた。するとシーズン終了後、クラブがU-21スペイン代表GKジョアン・ガルシアを獲得。新守護神の加入により、ドイツ代表GKの去就に大きな注目が集まっている。
そしてフランス『レキップ』によると、テア・シュテーゲンに対してモナコが関心を強めている模様。来季のチャンピオンズリーグ挑戦を控える中、現所属GKのパフォーマンスに納得がいっておらず、経験豊富なGKを探しているとのこと。そこでテア・シュテーゲンをリストアップし、すでに連絡を取り合っているようだ。
またスペイン『as』は、テア・シュテーゲンがプレッシャーの少ないリーグかつ先発を保証してくれるクラブへの移籍に合意する可能性があると指摘。来季チャンピオンズリーグに出場すること、家族が住むカタルーニャからも近いこと、そして来年のワールドカップ出場に近づく可能性が高いことなどが移籍を後押しすると伝えている。
一方で『as』は、テア・シュテーゲンの去就はハンジ・フリック監督が鍵を握っていると分析している。選手と誠実に向き合う指揮官だが、数カ月前からドイツ代表GKのコンディションの問題から新守護神が必要と主張しており、ジョアン・ガルシアの獲得にも積極的に関与したとのこと。テア・シュテーゲンと直接話し合う際にも「状況を説明することにためらいはない」ようだ。本人はバルセロナ残留を希望する一方で、すでに移籍市場で動きを見せていることが伝えられている。




