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ゴール守った22試合の成績は19勝3分け…バルセロナで無敗伝説をつくるシュチェスニー「契約延長については考えていない」

バルセロナGKヴォイチェス・シュチェスニー(34)が、同クラブとの契約延長についてコメントしている。

昨季限りで引退したシュチェスニーだが昨年10月、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(32)が長期離脱となったバルセロナからオファーを受けて現役復帰。加入当初こそ、イニャキ・ペーニャに次ぐGKとしてベンチに座っていたものの、年明けあたりからレギュラーの座をつかむと、少し調子を落としていたチームを上昇気流に乗せた。

バルセロナはシュチェスニーがゴールを守った22試合を19勝3分けと無敗で切り抜けており、なおかつ12試合を無失点で終えている。15日のチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、アウェーでのボルシア・ドルトムント戦(1stレグ4-0勝利)で負けなければ23試合無敗となり、故ヨハン・クライフ氏が保持するクラブ記録3位に並ぶことになる(クラブ歴代無敗記録の1位はセスク現コモ監督の30試合。2位がパウリーニョ氏の25試合)。

バルセロナ首脳陣はポーランド人GKの活躍を受けて、同選手と今季まで結ぶ契約を2026年6月まで延長するべく動き始めたと報じられている。だがドルトムント戦の前日会見に出席したシュチェスニーは、現時点では契約延長について真剣に考えていないことを強調した。

「そういったことについては、あまり考えてはいない。自分の契約は今季終了までで、試合だけに集中していきたいと思っている。未来や契約に関する交渉にエネルギーを割きたくはないんだ。僕は明日の試合で、最高の自分を出すことだけに集中している」

「僕は勝つことが好きだ。数カ月前にはビーチにいて、フットボールをプレーしたいとは思っていなかった。それなのに今は欧州最高のチームの一つでプレーしている。試合に勝てるときの感覚ったらないね。大好きだよ。僕が一番好きなのは、やっぱり勝つことなのさ」

バルセロナはテア・シュテーゲンが今季中に復帰できる予定。ドイツ人GKが実戦でもプレー可能となった後、フリック監督がシュチェスニーとどちらにゴールを守らせるかにも注目が集まっている。

「マルクはずっと高いレベルでプレーし続け、チャンピオンズで優勝した経験もあるGKだ。ただ僕たちを比較する意味はないと思っている。彼は大きな怪我を乗り越えて、少しずつ復帰に近づいている。復帰した後、競い合えるGKはそんなにいないと思う」

「自分はテア・シュテーゲンの代わりを務めるためにここにいる。でも、僕はこのコンペティション(CL)でプレーしたいと思っている。どうなろうとも、下される決定を尊重するよ。僕たち2人は良い関係を築いている」

シュチェスニーはまた、ベテランとなり、若い頃から変化した部分についても見解を示した。

「年齢を重ねると、これまでとは違う形でプレッシャーと付き合うことができるね。若手の頃はもっと興奮していて、その有り余るエネルギーを放出しようする。でも経験を積むと、冷静でいようと努めるんだ」

「僕のスペイン語はチームメートを助けられるレベルにはない。だけど、プレーに臨む姿勢を姿勢を示せてたらと思っているよ」

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