“バルセロナ下部組織の至宝”と称された現ロサンゼルス・ギャラクシーMFリキ・プッチ（24）が、SNS上である投稿に“いいね”をして話題となっている。
バルセロナの次代を担う選手と期待を集めながらもトップチームに定着できず、チャビ・エルナンデス監督が戦力外として2022年夏にアメリカへと渡ったリキ・プッチ。同選手はラ・リーガ第13節バルセロナ対アラベス（2-1）に関して、『X（旧ツイッター）』で投稿されたある意見に“いいね”を押している。
その投稿を行なった人物は、カタルーニャの著名ジャーナリスト、ジョゼップ・カプデビラ氏だ。『スポルト』などでオピニオン記事を執筆する同氏は、チャビ監督がこの試合のスタメンで下部組織出身選手を2人しか起用しないことを批判していた。
「チャビはカンテラーノ（下部組織出身選手）のいないバルサのスタメンづくりに邁進している。今日はたった2人だけ。私たちはまったく理解のできないバルサに向かって突き進んでいる」
なおバルセロナのアラベス戦のスタメンはGKテア・シュテーゲン、DFアラウホ、クンデ、イニゴ・マルティネス、カンセロ、MFギュンドアン、ペドリ、ラミン・ヤマル、フェルミン、FWジョアン・フェリックス、レヴァンドフスキで、下部組織出身選手はヤマルとフェルミンだった。
リキ・プッチは以前、スペイン『アス』とのインタビューで「監督から戦力に数えていないとされた。会長は違う意見だったはずだ」「監督からは良い扱いを受けなかった」「僕だって監督に求められていないクラブに残るつもりはない」と語っていた。チャビ監督に対して、負の感情を抱え続けているのかもしれない。