8月31日のラ・リーガ第4節、バルセロナはホームでのバジャドリー戦で7-0の大勝を収めた。FWハフィーニャは試合後、キャリア初のハットトリックを喜んでいる。
ハフィーニャにとって記念すべき日となった。20分にDFパウ・クバルシのフィードから最終ラインを抜け出して、アウトサイドのシュートで先制点を決めたブラジル代表FWは、後半にさらに2得点を記録。64分、ペナルティーエリア内の混戦でFWロベルト・レヴァンドフスキのお膳立てからネットを揺らすと、72分に迎えた速攻の場面ではFWラミン・ヤマルのスルーパスからエリア内に入り込み、三度シュートを決め切っている。
これがキャリア初のハットトリックとなったハフィーニャだが、ハンジ・フリック監督率いるチームではさらなる活躍も期待できそうだ。今季、本職のウィングのほかトップ下やインサイドハーフでも起用される27歳FWは、サイドおよび中央からの崩しの局面で極めて高い効果性を発揮しており、開幕4連勝を果たしたチームの中心選手となっている。
ハフィーニャはバジャドリー戦後、スペイン『DAZN』とのインタビューに応じ、ハットトリックの心境や今季の手応えについて、次のように語った。
「自分にとって最高の試合だったかは分からない。でも素晴らしい試合の一つではあっただろう。僕のキャリア、人生の中でも初めてのハットトリックだった。チームメートのことを助けられてうれしいよ」
「僕の調子? 良い感じだ。バケーションを終えてからハードに練習してきた。今季は本当に大事なシーズンで、最高バージョンの自分が必要だと分かっていたんだ」
「チームは厳しく練習に励んでいるし、今回の結果は僕たちが成し遂げていることを物語っていた。僕たちはいつだって可能な限りゴールを決めたいと思っている。対戦相手に最大限の敬意を払う方法は、ふざけることなくゴールを決めることにほかならないんだ」
今夏、バルセロナはハフィーニャとポジションが重なるアトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズの獲得を狙っていた。ハフィーニャはクラブが、これ以上の補強を必要としていないことを強調している。
「クラブはこれ以上補強しなくていい。誰もやって来る必要はないんだ。僕たちは今回の試合でそのことを示したのさ。だから、大きな満足感を得ているよ」




