MbappeGetty Images

PSG、アラウホ退場のバルセロナに4発を叩き込み勝利!1stレグのビハインドをひっくり返してCLベスト4進出

16日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、バルセロナ対パリ・サンジェルマン(PSG)は4-1でPSGが勝利した。2戦合計でも6-4と上回ったPSGは2020-21シーズン以来となる準決勝進出を果たしている。

PSGのファーストレグは2-3でバルセロナが先勝。このモンジュイックでの一戦で5万人の後押しを受けたチャビ監督のチームは、12分に2戦合計4点目を決めた。右サイドのラミン・ヤマルが緩急をつけたドリブルでメンデスを突破してマイナスのクロスを送り、これをハフィーニャが押し込んでいる。

2018-19シーズン以来となる準決勝が見えたバルセロナ。しかし、ここから一気にプランが狂う。DFラインを突破したバルコラをアラウホがアフタータックルで倒すと、審判は一発退場の判定(チャビ監督はヤマルをイニゴ・マルティネスに代えてセンターバックを補充)。数的優位に立ったPSGの攻勢が始まることになった。

以下に続く

PSGはまず40分、左サイドを突破したバルコラの折り返しに元バルセロナのデンベレが合わせて1点を返して前半を終える。そして54分にはCKの流れからヴィトール・フェレイラが2戦合計スコアを4-4とするゴールを決めると、59分にはカンセロがペナルティーエリア内でデンベレを倒してPKを獲得。キッカーのデンベレが威力あるシュートをネットに突き刺し、ついにスコアをひっくり返した。なおチャビ監督は58分に審判の判定に対する不満から怒り任せにCLの看板を蹴り、またも退席処分となっている。

その後は10人のバルセロナが速攻を中心に攻撃を仕掛けていく。が、73分にレヴァンドフスキが放ったシュートはGKドンナルンマに弾かれ、77分にハフィーニャがレヴァンドフスキとのワン・ツーから叩いたボールは枠を外れた。バルセロナは1点でも決めれば延長戦にたどり着けたが、ジョアン・フェリックスらを投入しても、その1点があまりにも遠いままであり続けた。

そして88分、PSGがバルセロナにとどめを刺すゴールを記録。カウンターから混戦となったペナルティーエリア内で、最後はエンバペが左足のシュートでGKテア・シュテーゲンを破った。PSGがバルセロナの夢を打ち砕いて、CLベスト4進出を果たしている。

広告