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バルセロナは16日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、ホームでのパリ・サンジェルマン(PSG)戦に臨み、1-4の惨敗を喫した。ロナルド・クーマン監督は試合後、PSGの方が力量が上であったことを認めている。
前半、PKからFWリオネル・メッシが先制点を決めたバルセロナだが、FWキリアン・ムバッペのゴールで同点に追いつかれて試合を折り返すと、後半にはPSGの猛攻に遭いムバッペに2得点、FWモイーズ・キーンに1得点を記録されて敗戦。準々決勝進出が極めて難しい状況に追い込まれた。
スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたクーマン監督は、自分たちが劣勢であったことを素直に認めた。
「PSGが私たちを上回っていたと言わざるを得ない。彼らの方がプレーの効果性が高かった。何よりもムバッペがね。前半はとても、とても均衡していて、1-0の状況でオスマン(・デンベレ)が決定機を迎える場面もあった。だが後半の私たちは守備的に問題を抱え、PSGに彼らの方が上であることを示されてしまった」
また、欧州におけるバルセロナの立ち位置の現実を叩きつけられた試合か問われると、こう返答している。
「間違いなく、現実を叩きつけられたと言える。彼らの方が上だったし、より完璧なチームであることを示された。それを受け入れる必要があるし、今いる道を進んでいき、向上して行かなければならない。私たちはこういうことが起こり得ると理解していた。PSGは経験豊富な偉大なチームであり、現在は私たちの前に位置している」
「逆転は可能か? セカンドレグは存在しているが、嘘をつくことはできない。1-4とされれば、可能性はわずかだ。今後の試合に向けて精神的な影響? あるとは思っていない。私たちが最高のレベルに達するためには多くのことが欠けている。何より、チャンピオンズの舞台でね」
なおクーマン監督は若手主体に切り替えた今季のバルセロナが、CLの優勝候補ではないことを常々公言していた。




