25日のラ・リーガ第6節、バルセロナは敵地カルロス・タルティエレでのオビエド戦に-1で勝利した。
全勝の首位レアル・マドリーに暫定で勝ち点5差をつけられているバルセロナ。ここ最近はヤマルが負傷で不在も、パフォーマンスも結果も好調を貫いており(とりわけリーグ戦16得点はバイエルンに次いで欧州2位の成績)、このまま勝利を重ねていきたいところである。
ヤマル、ガビのほかフェルミンも負傷で欠くフリック監督は、さらにフレンキー・デ・ヨング、クンデも温存。GKジョアン・ガルシア、DFエリック・ガルシア、アラウホ、クバルシ、ジェラール、MF後列カサード、ぺドリ、前列ハフィーニャ、オルモ、ラッシュフォード、FWフェランを先発させている。
前半、立ち上がりからゲームを支配するバルセロナだったが、なかなか決定機を決め切れない。10分、ペナルティーエリア内左のラッシュフォードが放ったボレーシュートは、GKエスカンデルがセーブ。ラッシュフォードはさらに24分、ゴール正面から強烈なシュートを打つも、こちらもオビエド守護神の好守に遭った。
バルセロナは32分、今度はハフィーニャがグラウンダーのミドルでゴールをうかがうも、これは右ポストに直撃。チャンスを迎えながらもスコアを動かせずにいると、33分に逆にオビエドの先制点を許してしまった。オビエドのロングボールを処理すべく、ペナルティーエリアの外に飛び出したジョアン・ガルシアがパスミス。ボールを拾ったレイナがロングシュートを放つと、これが無人のゴールに収まった。前半はカソルラもプレーする、オビエドの1点リードで終了している。
フリック監督はハーフタイム、カサードとの交代でF・デ・ヨングを投入。守備を意識するオビエド相手にさらに攻勢を強めると、56分に同点ゴールを決めることに成功した。CKの流れから左サイドのアラウホがグラウンダーのクロスを送ると、ニアサイドのフェランがDFと体がもつれて倒れながらもボレーシュートを放つ。このシュートはエスカンデルに弾かれたが、宙に浮いたボールをエリック・ガルシアが押し込んだ。
フリック監督は66分に2枚目の交代カードを切り、ハフィーニャを下げてレヴァンドフスキをピッチに立たせる。するとその4分後、背番号9が早速期待に応えた!
ペナルティーエリア内右に位置したレヴァンドフスキは、F・デ・ヨングのクロスに反応して高く跳び上がると、思いきり体をねじり、首を振ってボールを枠内へと飛ばしている。トップ・オブ・トップのストライカーならではの豪快なヘディングシュートを決めたレヴァンドフスキは、今季3得点目。いずれも途中出場から決めたゴールで、フェランの先発が多い今季は“スーパーサブ”として結果を残している。






