バルセロナがウスマン・デンベレの契約交渉を再開したようだ。『GOAL』の取材で明らかになった。
2017年に当時のクラブ最高額でドルトムントからバルセロナに加入したデンベレ。しかし、度重なる負傷や素行面にばかり注目が集まり、移籍金に見合う活躍を示せず。それでも、クラブは同選手のポテンシャルを信じて今夏に満了を迎える契約の更新を目指していたが、拒否されていた。
これを受け、今冬の移籍市場でバルセロナはデンベレの売却に動いたが、最終的に新天地は見つからず、残留することに。後にジョアン・ラポルタ会長は「届いた良いオファーを彼が受け入れないことに正直驚いた。これは彼とクラブの両方にとって良くないことだ。デンベレに関わるすべてが理解できない」とまで語り、このまま出番を与えずに夏の契約満了を迎える可能性も指摘されていた。
しかし、チャビ・エルナンデス監督の下、2月以降出番を掴んだデンベレは、直近のリーグ戦6試合で1ゴール8アシストと大活躍を見せ、チームの6連勝に貢献する。この活躍を受け、クラブ首脳陣が同選手との契約更新に向けて再び動き出したことがわかっていた。
そしてこの度、バルセロナのスポーティングディレクターを務めるマテウ・アルマニー氏がデンベレの代理人、ムサ・シソッコ氏との契約交渉を再開するためにモロッコに渡った模様。その中で、具体的なオファーや金銭面に関する話はなかったものの、“非常にポジティブな”話し合いを行った両者は同選手の残留に向けて取り組むことで合意に至った。
バルセロナとデンベレの関係者による契約交渉は、継続して行われるようで、今後の焦点は金銭面での合意になるようだ。財政難の影響でクラブは同選手に対して天文学的なサラリーを提示することはできず、残留するためには、年俸1400万ユーロ(約19億円)とされる現行サラリーの大幅な減俸が求められる。
なお、今夏にフリーになるデンベレに対してはパリ・サンジェルマンをはじめとした複数のクラブが興味を示しており、同選手はすべてのオプションに対して依然としてオープンであると考えられている。


