Nico WilliamsGetty Images

バルセロナ、ニコ・ウィリアムズに確実に選手登録できると保証か…スペイン紙「必要であれば重要な売却を実行する覚悟」

バルセロナがアトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズに対して、確実に選手登録ができることを保証したという。スペイン『スポルト』が報じている。

バルセロナはニコと2031年まで契約を結ぶことで合意に至っており、アトレティックがクラブ間交渉に応じる考えがないことから、契約解除金5800万ユーロを支払い獲得を決めると考えとされる。しかしながらスペイン『マルカ』などによると、ニコ側はMFダニ・オルモらの選手登録に問題を抱えてきたバルセロナに対して、自身の登録が間違いなくできるという保証を求めていることを報じていた。

そして『スポルト』によれば、バルセロナはニコ側に対して、確実な選手登録を保証したとのこと。同メディアは次のように記している。

「アスルグラナ(青とえんじ)のクラブは、7月中に絶対に選手登録ができることを完全保証した。もし必要な場合、重要な売却にさえ踏み切る覚悟だ。ニコはもうすでに、ブラウグラナのユニフォームを何も問題なく着れることを確信している」

上記の一文における「売却」が指しているのが、選手や何かしらの権利かは不明だが、しかしバルセロナはニコを選手登録するために、何としてでも人件費の余裕をつくる用意があるのかもしれない。

また『スポルト』曰く、バルセロナは自分たちを声明で非難するなどしたアトレティックとの対立を長引かせないためにも、契約解除金をできる限り迅速に支払えるように準備を進めているとのこと。来週中、遅くともトップチームがプレシーズンを開始する7月9日までに、移籍を完了させる考えのようだ。

なおバルセロナはこの移籍オペレーションを成立させるため、来週にサラリーキャップ超過を解消して、選手放出で浮いた金額と人件費に使い回せる金額を“1:1”に戻す意向とのこと。またバルセロナ移籍を熱望しているというニコは、加入シーズンに受け取る年俸を低く設定することに同意するなど、クラブへの協力を惜しまない姿勢を示しているという。

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