MessiGetty Images

バルセロナ、メッシへの債務をついに完済…退団から4年後に給与未払い分80億円を払い終える

バルセロナが現インテル・マイアミFWリオネル・メッシへの債務をいよいよ完済するようだ。スペインメディア『エル・エスパニョール』系列のバルセロナ専門メディア『クレマニア』が報じた。

バルセロナは新型コロナ禍の2020年、当時の会長ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏が監督や選手たちと給与の支払い延期で合意していた。それから5年が経ち、いよいよすべての債務を完済することになるようだ。現在ジョアン・ラポルタ会長が率いるカタルーニャのクラブは、30日に最後の未払い分1600万ユーロ(約27億円)を振り込むという。

最も多くの金額を受け取るのは、やはりメッシとのことだ。2021年夏、クラブの財政問題を理由に涙の退団を強いられたアルゼンチン代表FWに対して、今回バルセロナは595万ユーロ(約10億円)を支払う模様。バルセロナのメッシへの給与未払い分の総額は4760万ユーロ(約81億円)で、2022年、2023年、2024年の6月に今回と同じ595万ユーロ、2021年、2022年、2023年、2024年の12月にそれを下回る額が順次支払われてきたという。

バルセロナはメッシのほか、ロナルド・クーマン氏、DFジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケツ、FWルイス・スアレス、FWアントワーヌ・グリーズマン、FWコウチーニョ、DFサミュエル・ユムティティ、FWウスマン・デンベレ、MFセルジ・ロベルト、MFミラレム・ピャニッチ、FWアンス・ファティ、MFぺドリ、DFロナルド・アラウホ、GKイニャキ・ペーニャ、MFリキ・プッチらにも支払いを行うとのこと。ブスケツであれば118万ユーロ(約2億円)、J・アルバならば94万3879ユーロ(約1億6000万円)を受け取るようだ。

バルセロナは以上の給与未払い分を完済し、これまで財政を圧迫していた要因の一つを取り除くことになる。

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