バルセロナ、延長戦に逆転されてスペイン・スーパーカップ優勝を逃す…!ビルバオが通算3回目の戴冠

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17日のスペイン・スーパーカップ決勝、バルセロナ対アスレティック・ビルバオは3-2で勝利したアスレティックが優勝を果たした。

スペインにおいて今季初のタイトルがかかった一戦。バルセロナは負傷していたメッシが3試合ぶりに起用可能となり、クーマン監督はGKテア・シュテーゲン、DFデスト、アラウホ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFデ・ヨング、ブスケッツ、ぺドリ、FWデンベレ、メッシ、グリーズマンを先発させている。

試合は予想通り、バルセロナがボールを保持して攻め込み、マルセリーノ監督率いるアスレティックが4-4-2が堅守速攻で対応する展開。バルセロナはアスレティックの手堅い守備を前にフィニッシュまで持ち込めない時間が続き、手にしたチャンスと言えばメッシのミドルシュートくらいだった。

打開策が見つからない様子のバルセロナだったが40分、ワンプレーでスコアを動かすことに成功した。右サイドでの展開から、メッシがペナルティーエリア内左に走り込むJ・アルバにスルーパス。J・アルバの折り返したボールからメッシ自身が狙ったシュートはアスレティックDF陣に阻まれたが、こぼれ球を拾ったグリーズマンがネットを揺らしている。マルセリーノ監督はこの失点を大きく悔しがり、右手でつかんでいたペットボトルを思い切り地面に叩きつけていた。

だがアスレティックもすぐさま反撃。失点から2分後、ペナルティーエリア手前のイニャキ・ウィリアムスがエリア内右にクロスを送り、J・アルバに先んじて飛び込んだデ・マルコスが右足ダイレクトでGKテア・シュテーゲンを破っている。マルセリーノ監督はこの同点弾を大きく喜び、走りながら右手でつかんでいたペットボトルを左手に持ちかえ、天に掲げていた。

後半は一進一退の攻防が続く。バルセロナは53分に直接FKからメッシがゴールをうかがうも、ボールはわずかに枠の右に外れる。一方のアスレティックは57分、ムニアインのFKからラウール・ガルシアがヘディングシュートを決めたが、オフサイドによってゴールは認められなかった。そして77分、再びスコアが動く。動かしたのはまたもバルセロナの7番、グリーズマン。デンベレのスルーパスからJ・アルバがグラウンダーのクロスを送り、フランス代表FWがボールを押し込んだ。

ハーフタイムにデストをミンゲサに代えていたクーマン監督は勝ち越し後、デンベレ&ぺドリを下げてピャニッチ&ブライトバイテを投入。終盤は後ろに引く守備と落ち着いたパス回しでアスレティックの勢いを削いでいく。が、89分にムニアインのペナルティーエリア手前のフリーキックから途中出場のビジャリブレのゴールを許して、スコアは再びタイとなった。マルセリーノはこのゴールに満面の笑みを浮かべ、ペットボトルを持つ右手と左手を何度も上下させている。

試合は延長戦へと突入し、アスレティックが93分についに逆転弾を獲得。ペナルティーエリア内左の浅い位置でボールを持ったI・ウィリアムスがまるでアンリのように対角線を狙う右足のシュートを放つと、これが右ポストに当たって枠内に収まった。

追い詰められたクーマン監督は97分にブスケッツをリキ・プッチに代えて攻勢を強めるが、マルセリーノ監督のチームらしい4-4ブロックの堅守を再び崩し切ることはかなわず。延長戦後半前にはラングレをトリンコンと交代させて3バックで猛攻を仕掛けたものの、120分にはメッシがビジャリブレへの暴力行為で退場となり、結局1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを聞いている。1月4日にアスレティック指揮官に就任したばかりのマルセリーノ監督は、相変わらずの喜怒哀楽ぶりを見せながら、わずか13日でタイトル獲得を果たした。

アスレティックはファイナル・フォー形式となったスペイン・スーパーカップで初優勝。通算では同じくバルセロナを下した2015年以来、3回目のタイトル獲得となった。バルセロナは準決勝でアトレティコ・マドリーに敗れた昨季に続き、同タイトルを逃した格好だ。

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