7日のラ・リーガ第23節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのマジョルカ戦を3-0で制した。マジョルカFW浅野拓磨は、負傷のためにこの試合を欠場している。
ラ・リーガ首位に立ちながらも、第20節レアル・ソシエダ戦を落としたことで、2位レアル・マドリーに勝ち点1差に迫られている状況のバルセロナ。このまま勝ち続けて差を広げていきたいところだ。
ぺドリ、ハフィーニャを負傷で欠くフリック監督はGKジョアン・ガルシア、DFクンデ、クバルシ、エリック・ガルシア、バルデ、MFフェルミン、カサド、オルモ、FWヤマル、レヴァンドフスキ、ラッシュフォードを先発で起用している。
前半、バルセロナはやはりぺドリ不在を感じさせるパフォーマンスに終始。攻撃の展開力不足からマジョルカの5 バックを破れず、逆にビルジリ、ムリチを起点とする彼らのカウンターに手を焼くことになった。
停滞するバルセロナだったが、その状況を打破したのがラッシュフォードだった。ハフィーニャに代わり左ウィングを務めるイングランド代表FWは、果敢なカットインから積極的にシュートを狙い、その姿勢が29分に実を結んだ。ラッシュフォードが強烈なミドルを放つと、ペナルティーエリア内でヴァルイェント、オルモに当たったボールがレヴァンドフスキの足元に。レヴァンドフスキはボールをコントロールしてから右足のシュートを決め切り、今季ラ・リーガ得点数を10に伸ばしている。
リードを得て試合を折り返したバルセロナは、61分に追加点を獲得。1若きエース、ヤマルが再び衝撃を与えた。CKの流れからペナルティーエリア手前でボールを受けた18歳FWは、一度フェイントを入れてシュートコースを確保し、左足を一閃。強烈な勢いのボールが枠内右に飛び込んでいる。ヤマルは公式戦5試合連続ゴールで、アシスト含めれば7試合連続でゴールに絡んでいる(6得点2アシスト)。クラシコを頂点にピッチ外の言動が物議を醸してきた同選手だが、現在はピッチ内での躍動だけで注目を集めている。
フリック監督は12日のコパ・デル・レイ準決勝アトレティコ・マドリー戦も見据えて、次々に選手交代を敢行。67分にラッシュフォード、オルモをベルナル、フェランに代え、また78分にはレヴァンドフスキ、ヤマルとの交代でローニー、カンセロをピッチに立たせた。進化が止まらないヤマル、また前半を主として効果的なプレーを見せていたラッシュフォードはスタンディングオベーションを受けていた。
バルセロナは83分に3点目を獲得する。流れるような連係からベルナルがDFラインを突破すると、ペナルティーエリア内で巧みな切り返しを見せてシュート。ボールはマスカレルに当たって若干コースが変わり、枠内に収まった。フリック監督はこのゴールの直後、フェルミンを下げてBチームの19歳トミーをデビューさせる。同選手は186センチの守備的MFで、ゲームメイクを得意とするバルセロナらしい選手だ。
バルセロナは3-0のまま試合終了のホイッスルを聞き、ラ・リーガ3連勝を果たした。翌日にバレンシア戦を控えるレアル・マドリーに勝ち点4差をつけている。






