3日のラ・リーガ第27節、バルセロナは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、自分たちのことも破ったコパ・デル・レイで決勝まで進出し、なおかつチャンピオンズリーグ出場権を争うアスレティックへの警戒感を表している。
「彼らのことは分析している。少し前に彼らと対戦したし、コパでは敗退に追いやられたからね。彼らはこのカテゴリーで最も激しく、最もフィジカル的で、自信も備えたチームだ。コパで余裕を持って決勝まで進出した後だからね」
「彼らは(サン・マメスで)1試合しか敗れていない。難しいスタジアムだ。しかし、もしそこで勝つことができれば、私たちは大きな一歩を踏むことができる」
前節ヘタフェ戦では最終ラインの裏を何度も突いて、4-0の快勝を収めたバルセロナ。アスレティックもヘタフェと同様にハイプレスを特徴とするチームだ。
「彼らが発揮するインテンシティーにできる限り近づかなくてはならない。ヘタフェ戦で、私たちは良質なプレーを取り戻した。明日もDFラインの裏にスペースがあるはずだ。ヘタフェ戦と同じような試合になるだろう。私たちは良質なパフォーマンスを継続的に見せる必要がある」
ここ6試合を4勝2分けで終えるなど調子を上げているバルセロナ。この好調ぶりを受けて、チャビ監督が来季以降もチームを率いる可能性について騒がれ始めているが、指揮官本人は今季限りでクラブを後にする考えを変えていないようだ。
「何も変化はない。そういったテーマは存在しないんだ。一歩ずつ進んでいくべきだし、明日のアスレティック戦に集中したい」
チャビ監督はまた、バルセロナ&スペイン代表の元チームメート、現エミレーツ・クラブMFアンドレス・イニエスタが、プロ通算1000試合出場を達成したことにも触れている。
「彼は私が見てきた中で、スペインフットボールにおける最も巨大なタレントだった。彼のことを祝福したい。1000試合は凄い数字だ。彼はここで再現が難しい足跡を残した。フットボール史における最高の選手の一人だ」




