LewandowskiGetty Images

モナコ戦で今季初黒星のバルセロナだが…ラ・リーガでは止まらない!ビジャレアルに5発大勝で開幕6連勝

22日のラ・リーガ第6節、バルセロナは敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦で5-1の大勝を飾った。

ラ・リーガ第5節までを全勝で終えていたものの、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ・モナコ戦で、南野拓実にエリック・ガルシアの退場を誘発されて数的不利の中で今季初黒星を喫したバルセロナ。しかし11人で戦うフリック監督のチームは、やはり強かった。

GKテア・シュテーゲン、DFクンデ、セルジ・ドミンゲス、イニゴ・マルティネス、ジェラール、MFパブロ・トーレス、エリック・ガルシア、ペドリ、FWラミン・ヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャが先発したバルセロナは、20分に先制点を獲得。今季初先発のパブロ・トーレのスルーパスから、ペナルティーエリア内のレヴァンドフスキが右足のシュートでネットを揺らした。

レヴァンドフスキはさらに38分に、この日2点目を記録する。右サイドのヤマルがクロスを送り、エリック・ガルシアがヘディングシュート。これはGKディエゴ・コンデに弾かれたものの、ポーランド代表FWがこぼれ球を低空のオーバーヘッドキックで枠に押し込んだ。レヴァンドフスキはラ・リーガ6試合で6得点と、バルセロナのエースとしての風格を見せている。

順調に試合を進めるバルセロナだったが、35分にはバエナの超絶スルーパスを起点にアヨセのゴールを許して、1点差に詰め寄られる。さらに前半終了間際には、ここまで好セーブを見せていたテア・シュテーゲンがジャンプから着地した際に右ひざを負傷……。担架で運ばれ、そのまま病院に直行して検査を受けることになった。フリック監督は代わりにペーニャを出場させている。

後半、バルセロナは57分にパブロ・トーレが追加点を決める。21歳MFはペナルティーエリア手前左から左足でボールを叩き、これがローガン・コスタに当たって軽くコースが変わり、枠内に収まった。

再びリードを2点に広げたバルセロナは66分、ヤマルがバイリーに倒されてPKを獲得。だがキッカーのレヴァンドフスキはシュートを枠の左に外してしまい、ハットトリック達成はならなかった。

それでもバルセロナの攻勢は止まず、テア・シュテーゲンに代わりキャプテンマークを巻いたハフィーニャが躍動。74分に強烈な威力のシュートでディエゴ・コンデを破ると、83分にはヤマルが左足アウトサイドで蹴った超絶ロングパスに反応し、ペナルティーエリア内でワンタッチシュートを繰り出して2点目を決めた。大量5ゴールのバルセロナは反撃に出るビジャレアルのさらなるゴールを許さず、4点差のまま試合終了を迎えている。

バルセロナの今季ラ・リーガの成績はこれで6勝0分け0敗22得点5失点となり、2位レアル・マドリーとの勝ち点4差をキープ。2013-14シーズンにタタ・マルティーノ監督率いるチームが達成した開幕8連勝のクラブ記録まであと2勝に迫っている。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0