Liverpool's Colombian midfielder #07 Luis Diaz eyes the ballGetty Images

今夏にウィング獲得を目指すバルセロナ、候補に挙がる選手は?レアル移籍が噂されるニコ・ウィリアムズからは手を引く

今夏の移籍市場でウィングの獲得を目指すバルセロナだが、スペイン『マルカ』が候補となる選手を挙げている。

バルセロナのデコSD(スポーツダイレクター)は先に、「私たちはハフィーニャとヤマルに依存し過ぎている」と、今夏にウィングを補強する考えを明かしていた。『マルカ』によれば、獲得候補は基本的に左ウィングの選手で、同ポジションのハフィーニャ、さらに右ウィングでプレーするヤマルの助けになれる存在を探しているようだ。

その獲得候補の本命は、本職センターフォワードながらサイドにも流れてプレーするニューカッスルFWアレクサンデル・イサクとのこと。ただし同選手の市場価値は1億ユーロで、ニューカッスルは少なくとも移籍金として5000万ユーロを求める考えと報じられており、財政難のバルセロナにとって獲得のハードルは高い。

その次の候補はリヴァプールFWルイス・ディアスとのことだが、こちらの移籍金は8500万ユーロと見積もられ、こちらもバルセロナにとって容易に獲得できる選手とは言い難い。またリヴァプールは、あと2年残っている同選手との契約を延長する考えともされる。

3番目の候補はミランFWラファエル・レオンのようだが、デコSDは所属クラブと問題を抱えてきた同選手の獲得に消極的であるという。ただ7500万ユーロとされる移籍金について、バルセロナのお得意先である代理人ジョルジュ・メンデス氏(正確にはレオンの代理はしていない)がオペレーションに関与することで、引き下げられる可能性があるようだ。

最後の候補に挙げられるのは、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード。バルセロナは冬の移籍市場でもレンタルで獲得しようと試みたようだが、ユナイテッドはアストン・ヴィラに貸し出していた。ユナイテッドは今夏、ラッシュフォードを売却するかレンタルで放出するか悩んでいるようだが、前者に傾きつつある様子。しかしその他の候補選手と比べれば、ラッシュフォード獲得が最も安価で済むとみられている。

最後に、バルセロナが昨夏に獲得を狙ったアトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズについて、『マルカ』によれば同選手はすでに補強候補から外れている模様。バルセロナは昨夏、ニコ・ウィリアムズから移籍を拒絶され、代わりにMFダニ・オルモを引き入れてから、アトレティックFW獲得の動きを止めたという。『マルカ』は加えて、レアル・マドリーが現在、ニコ・ウィリアムズの獲得を真剣に検討しており、実際に引き入れる可能性があることを強調している。

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