22日のラ・リーガ第25節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのレバンテ戦を3-0で制した。
コパ・デル・レイ準決勝1stレグのアトレティコ・マドリー戦(0-4)、ラ・リーガ前節ジローナ戦(1-2)と公式戦2連敗を喫したバルセロナ。だが負った傷の半分は、この試合で回復できるかもしれない。前日にレアル・マドリーがオサスナに敗戦したために、1週間前に失ったラ・リーガ首位の座は、この試合に勝利すれば取り戻すことができる。
フリック監督は負傷から復帰したぺドリはベンチスタートに。GKジョアン・ガルシア、DFカンセロ、エリック・ガルシア、ジェラール、クンデ、MF後列ベルナル、フレンキー・デ・ヨング、MF前列ヤマル、オルモ、ハフィーニャ、FWレヴァンドフスキを先発させている。
前半、バルセロナはときにレバンテの攻撃を許しながらも、全体的には主導権を握る。とりわけ配球役と攻守のバランサーを務めるベルナル、そして左サイドで深みを取るカンセロが躍動を見せた。
バルセロナの先制点が決まったのは、キックオフから4分後のこと。CKの流れからペナルティーエリア手前のカンセロがエリア内左のエリック・ガルシアにスルーパスを送り、エリック・ガルシアが折り返したボールをベルナルが押し込んだ。バルセロナはさらに32分、ベルナルのサイドチェンジ→カンセロの高精度クロスからフレンキー・デ・ヨングがボールを枠内に押し込み、リードを2点として前半を終えている。
2-0で迎えた後半、バルセロナはボールを保持して試合を進めるも、ヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャがチャンスを逸するなど3点目がなかなか奪えず。フリック監督は65分に交代カードを切り、ベルナル、オルモ、レヴァンドフスキを下げてフェルミン、フェラン、そしてぺドリをピッチに立たせた。観客は1月下旬から離脱していた“魔法使い”ぺドリの帰還を、温かな拍手で祝福していた。
ぺドリの復帰でピッチ上の制圧力を高めたバルセロナは、81分にフェルミンが勝負を決めるゴラッソを記録。落ち着きなく動き回り、驚異的な決定力を見せるバルセロナの“ヘヴィーメタル”は、CKの流れからペナルティーエリア手前左でボールを受け、左足を一閃。勢いあるボールはGKライアンの横っ飛びもむなしく、右ポストを叩いてから枠内に転がっている。フェルミンは今季公式戦11得点。
フリック監督は終盤にヤマル、ジェラール・マルティンを下げてローニー、アラウホを投入(数字を残させなかったヤマルは少し不満そうだった)。バルセロナは3点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎え、3試合ぶりの勝利を飾っている。
今季ラ・リーガで12戦全勝と、ホームで無敵の強さを誇るバルセロナは、レアル・マドリーを抜いてわずか1週間で首位に返り咲いた。




