UD Las Palmas v FC Barcelona - La Liga EA SportsGetty Images Sport

バルセロナ、ラ・リーガ5連勝で首位を走る!途中出場ダニ・オルモ&フェランの2発でラス・パルマス撃破

22日のラ・リーガ第25節、バルセロナは敵地エスタディオ・デ・グラン・カナリアでのラス・パルマス戦を2-0で制した。

レアル・マドリーとは同勝ち点で、勝ち点1差だったアトレティコ・マドリーは直前にバレンシアを3-0で下して暫定で首位。前節で首位に立ったバルセロナだが、ラ・リーガ優勝を狙うならば、これ以上油断することもつまずくことも許されない。

フリック監督はラ・リーガ前半戦で、モンジュイックで今季初めて土をつけられた相手ラス・パルマスを相手に、GKシュチェスニー、DFクンデ、エリック・ガルシア、クバルシ、バルデ、MF後列カサド、ペドリ、前列ヤマル、フェルミン、ハフィーニャ、レヴァンドフスキを起用している。

前半、バルセロナはボールこそ保持するものの、ラス・パルマスの堅守を前に苦戦。ディエゴ・マルティネス監督率いるチームの4-2-3-1の守備ブロックは堅く、キーマンとなる選手たちは輝きを放てない。レヴァンドフスキは空中戦を競り合う場面でしか存在感はなく、ヤマルは常に1対2でのドリブル勝負を強いられ、ハフィーニャは走り抜くスペースを見つけられず。ラス・パルマスを古巣とするペドリは浮き球やヒールパスなど創造性あるプレーを幾度か見せたが、それも大きな効果は得られなかった。

前半はスコアレスのまま終了。フリック監督はハーフタイムにフェルミンを下げてダニ・オルモをピッチに立たせている。

迎えた後半も攻めあぐねていたバルセロナだったが、62分に途中出場のダニ・オルモが見事結果を出した。背番号10はトランジションからヤマルにボールを預けてペナルティーエリア内中央に侵入。ヤマルの縦パスをそこで受けると、右足でボールを横にずらすことで眼前のDFをかわし、利き足とは逆の左足を一閃。ボールはクロスバーに直撃してからゴールラインを割った。

リードを得たバルセロナはその後、ヤマル、レヴァンドフスキらが決定機を迎えるも決め切れない。また81分には、ペナルティーエリア内でエリック・ガルシアがハンドでシュートを妨害したと、ラス・パルマスの選手たちがPKを主張したものの、これはオンフィールドデビューの後にラス・パルマスのオフサイドが取られている。

フリック監督は84分にヤマル、ペドリを下げてフレンキー・デ・ヨング、フェラン・トーレスを投入。終盤にはラス・パルマスの意地の猛攻に苦しんだバルセロナだが、95分に仕掛けた反撃で、ハフィーニャの縦パスからフェランが勝負を決める2点目を獲得。途中出場2選手の活躍で、カナリア諸島から勝ち点3を持ち帰ることに成功している。

ラ・リーガ5連勝のバルセロナは、2位アトレティコとの勝ち点2差を維持。また翌日にジローナ戦を控えるレアル・マドリーには暫定で勝ち点3差、得失点15差をつけている(ラ・リーガは勝ち点で並んだ場合、最終的に当該対決2試合の成績で順位を決定するが、2試合が行われる前は得失点差で順位を並べる)。

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