バルセロナは12日のスペイン・スーパーカップ決勝レアル・マドリー戦で5-2の大勝を収めた。ハンジ・フリック監督は試合後、自チームのプレーを誇りつつ、タイトル獲得に大きな満足感を表している。
開始5分にエンバペの先制点を許したバルセロナだが、その後マドリーの脆弱な守備を何度も攻略。22分にヤマル、36分にレヴァンドフスキ、39分にハフィーニャ、前半アディショナルタイムにバルデ、48分に再びハフィーニャと得点を量産した。56分にはシュチェスニーにエンバペへのファウルで退場となり、直後ロドリゴにフリーキックを決められたものの、数的不利ながらマドリーのチャンスをほぼ許さず、3点リードで試合終了を迎えている。
フリック監督は試合後、自チームが攻撃的フットボールを貫いて勝利をつかんだことに、大きな手応えを得ている様子だった。
「私たちは世界最高のチームの一つを打ち破り、タイトルを獲得した。本当にうれしいし、ポジティブになれる日だ。私たちは凄まじい試合を演じたよ」
「このチームは素晴らしい。私には祝福することしかできない。私たちはずっと一枚岩としてプレーした。全員で攻撃して全員で守ったんだ。それこそが試合の鍵を握ったんだよ」
「私は明確なスタイルを持つチームをつくり上げたいと思っている。だからこそ、“どうプレーしたか?”が大切なんだ。私たちは他の試合よりは少なかったものの、いくつかのミスを犯していた。そこは改善しなくてはならない。いずれにしてもこのチームは、ボールを持っている方がより簡単にプレーできる。前線には3人の素晴らしいアタッカー(ヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ)がいるのだからね」




