Joan Laporta FC BarcelonaGetty Images

バルセロナ、メッシ退団で要職者が辞任「ラポルタは彼の退団を防ぐことができた。レアル会長の言いなりになればいい」

FWリオネル・メッシ退団の影響を受けて、バルセロナの要職に就く人物が辞任した。

クラブから去ったのは、バルセロナのスタジアム&練習場の改修計画「エスパイ・バルサ」の委員会メンバーであったジャウメ・ジョピス氏。ナバーラ大学のビジネス学教授である同氏は辞任の意を示す公開書簡で、ジョアン・ラポルタ会長がメッシ退団を防ぐために適切な手段を講じなかったこと、欧州スーパーリーグ創設をともに目指しているレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の言いなりになっていることを指摘している。

「親愛なるジャン(ラポルタ会長)へ。君は私を失望させた。君だけがフロレンティーノと対抗できる存在だと私は思っていた。情報が不足しているが、しかし君はメッシを残すためにもっと色々なことができたはずだろう。可能だたtことは、本当に数多い」

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「メッシは、FCバルセロナにとって大切な資産だ」

「さて、スーパーリーグがいつ生まれるのかを見てみようか。そうなるまでの間には、私たちはPSGの補強を許して、ムバッペがマドリーに移籍することを容易にしてしまうのだ。フロレンティーノにとっては完璧なプランだ。君はメッシに別れを告げた会長として歴史に残ることになるんだよ」

「エスパイ・バルサの委員会メンバーに任命してくれたことには感謝をしている。たとえ、公式には任命も責任も与えてくれなかったとしても。思うに、私はポジティブな貢献をしてきたはずだ。しかし、自分の意見を自由に表明するためにも、辞任することを義務付けられてしまった」

バルセロナはラ・リーガのCVCキャピタル・パートナーズからの資金調達により、メッシとの再契約が可能と見られていた。が、ラポルタ会長は資金調達をラ・リーガの会議で承認する直前に賛成から反対に意見を変更。ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、スーパーリーグ創設の同志、ペレス会長の説得があったことを示唆している。

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