FBL-ESP-LIGA-BARCELONA-GIRONAAFP

2025年のバルセロナは無敵!レヴァンドフスキの2発などでジローナを下して公式戦17勝3分け…ラ・リーガ首位を維持

30日のラ・リーガ第29節、バルセロナはホームでのジローナ戦を4-1で制した。

2025年に入って全公式戦17勝3分け、ラ・リーガ8勝1分け(直近8試合全勝)と破竹の勢いを見せるバルセロナと、2025年の全公式戦2勝3分け7敗のジローナという好対照の両チームによるダービーだ。

3日前に第27節延期分オサスナ戦(3-0)をこなしたばかりのフリック監督はフレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、負傷明けのクバルシと多数の主力を温存して(加えてダニ・オルモは怪我で3週間の離脱))、GKシュチェスニー、DFクンデ、アラウホ、イニゴ・マルティネス、ジェラール、MF後列エリック・ガルシア、ぺドリ、前列ヤマル、フェルミン、ガビ、FWレヴァンドフスキを先発させた。

前半、バルセロナはジローナを自陣に押し込んで一方的に攻撃を展開(攻撃的フットボールを信条とするミチェル監督率いるジローナは、割り切った堅守速攻を見せていた)。ただレヴァンドフスキ、ヤマルらが放っていくシュートは、枠を外れたりGKガッサニーガの好守に阻まれたりと、なかなかゴールを割ることができない。

しかし43分、バルセロナはセットプレーから均衡を破ることに成功。右サイドから深い位置からのフリーキック、ヤマルがシュート性の高いクロスを放つと、ボールはジローナDFクレイチに当たって枠内に収まっている。

1点リードで前半を終えたバルセロナは、後半もぺドリの踊るようなプレーを起点にした攻めで追加点を狙う。が、53分にリスクを冒すビルドアップが裏目に出た。浅い位置でボールを奪われてジローナの速攻を許すと、ペナルティーエリア内に入り込んだダンジュマにシュートを決められている。

スコアをタイに戻されたバルセロナだが、最近キレを取り戻しつつあるフットボール史に残る名ストライカーが、その風格をまざまざと見せつけた。61分、左サイドを突破したガビのクロスをファーのフェルミンが頭で中央に折り返す。そこで待ち受けていたのは、レヴァンドフスキ! ポーランド代表FWがその場で飛び上がって右足で合わせたボールは、眼前のガッサニーガの股を通ってゴールラインを割っている。

フリック監督は66分に交代カードを切り、ガビとフェルミンとの交代でF・デ・ヨングとフェランを投入。F・デ・ヨングの巧みなゲームメイクからさらに攻勢を強めると、77分にレヴァンドフスキが勝負をほぼ決めるチーム3点目を記録した。

アラウホの縦パスを受けたF・デ・ヨングは、巧みな反転からドリブルを仕掛けて相手陣地を突っ切り、ペナルティーエリア内左のレヴァンドフスキにパス。背番号9は右足で対角線上にシュートを放ち、再びガッサニーガを破っている。レヴァンドフスキは今季ラ・リーガ25得点目で、前日に同じく2ゴールを決めたエンバペとの2点差を維持して、得点ランク首位を走っている。

バルセロナはさらに86分、ジェラールのお膳立てからフェランもゴールを決めてダメ押し(スーパーサブで今季15得点目!)。3点差でジローナとのダービーを制している。2025年の全公式戦の成績17勝3分けとし、ラ・リーガ9連勝を果たしたバルセロナは、前日にレガネスを下した首位レアル・マドリーとの勝ち点3差を維持し、エスパニョールと分けた3位アトレティコ・マドリーには勝ち点9差をつけている。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0