バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグの判定に納得していないようだ。
CL準決勝でインテルと激突したバルセロナ。ホームでのファーストレグを3-3のドローで終えた後、6日に敵地でのセカンドレグに臨んだ。試合は前半の内に2点を許す展開となったが、エリック・ガルシアのゴールもあって後半で逆転に成功する。しかし、後半アディショナルタイムに追いつかれて延長戦へ持ち込まれると、フラッテージの決勝弾を許し、3-4で敗戦。2試合合計6-7で敗退が決まった。
この試合では、インテルの2点目につながったPK判定など、シモン・マルチニアク主審の判定に注目が集まることに。試合後にはペドリやエリック・ガルシアが不満を漏らすなど、バルセロナ陣営はジャッジに納得していないことを明かしていた。『The Athletic』が伝えている。
そして7日にクラブ公式メディアの取材に応じたラポルタ会長は、チームの戦いを称えつつ、判定に苦言を呈している。
「昨夜の試合は本来あるべき形ではなかった。我々は戦い続けたが、最終的に決勝へは進めなかったんだ。決勝に進めなかったのは、要するに審判のミスで傷を負ったから。だが、この出来事は我々を強くしてくれるはずだ」
「ミラノまで足を運んでくれた4000人以上のファン、シーズンを通して支えてくれたすべての人に感謝の気持でいっぱいだ。今度は我々が彼らを支え、ラ・リーガ優勝へ向けて最高のメンタリティを取り戻してもらいたい」
なお、この試合で主審を務めたシモン・マルチニアク氏は、これまでバルセロナの試合を5試合担当。成績は1勝2分け2敗であり、今回が3敗目となった。

