バルセロナのハンジ・フリック監督は、バロンドールを逃したラミン・ヤマルについて語った。
昨シーズンのラ・リーガを制するなど、国内3冠を達成したバルセロナ。その中で輝きを放った18歳のヤマルは、公式戦55試合で18得点25アシストを記録する大活躍を残した。
この活躍を受け、ヤマルがバロンドールを巡ってパリ・サンジェルマン(PSG)でチャンピオンズリーグ(CL)優勝やリーグ・アン優勝などに貢献したウスマヌ・デンベレと一騎打ちになると予想されており、大きな注目を集めていた。しかし、22日に行われた授賞式でデンベレの受賞が決まり、ヤマルは惜しくも2位で終わった。
この結果にはさまざまな声が上がっているが、バルセロナでヤマルを指導するフリック監督は24日のプレスカンファレンスの中で「昨日彼と話をした。彼は良くやっているし、来年以降へのモチベーションも高い。今回はデンベレがいて、彼は受賞にふさわしかった」と話し、ヤマルの様子を続けた。
「彼はしっかりとこの結果を受け止めていたし、自身の価値を示すための高いモチベーションを持っている。おそらく、来年彼にはチャンスがある。彼は復帰にかなり近づいている。私の目から見て、彼は良くやっている」
なお、今年のバロンドールを争ったヤマルとデンベレは、10月1日のCLリーグフェーズ第2節のバルセロナvsPSGで今度はピッチ上で相まみえることが予想される。


