FC Barcelona President Joan Laporta Press ConferenceGetty Images Sport

バルセロナの来日中止に西メディアも注目「最大34億円の収入を見込んでいたが…」「財政面では深い打撃」

バルセロナのジャパンツアー中止について、スペイン複数メディアも注目している。

今夏に来日し、27日にヴィッセル神戸戦を行う予定だったバルセロナ。しかし23日に「主催者側の重大な契約違反」により中止となったことを電撃発表している。そして韓国ツアーと日本ツアーで企画・宣伝を担当している韓国のD-DRIVE社のソウル・ハムCEOは、「ツアーを提案したヤスダグループは、無効または偽造された書類を繰り返し提出し、すでに韓国に送金済みであると虚偽の主張をして、私たちを欺いた」と主張している。

今回の決定について、スペイン『as』は「バルセロナでは静かな日が1日もない」とし、以下のように伝えた。

「バルサがこの決断を下したのは、プロモーターが契約上の全額を支払っていないため。受け取ったのは一部だけだ。アジア遠征では固定収入1500万ユーロ(約26億円)、様々な要因によって最大2000万ユーロ(約34億円)の収入を見込んでいた。一方でスポーツ的な観点では、ハンジ・フリック監督はクラブの決断を支持している」

「韓国で予定している2試合(31日のソウルFC、8月4日の大邱FC)に関しても、現時点では不透明。原則開催する予定で、フライトも調整中だが、合意事項が確実に履行されなければ渡航することはないだろう」

また『マルカ』も、「重大な契約違反のために明日朝に予定されていた日本遠征をキャンセルした」としつつ、「クラブは今後数日以内に韓国遠征の日程を調整する予定。財政面では深い打撃になる。選手たちはシウタ・エスポルティバで10日間練習を行っており、韓国遠征が確定するまでの間は引き続きクラブ施設で練習を行う」と伝えている。

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