Inigo Martinezgetty

バルセロナ、中東から届いたイニゴ・マルティネスの獲得オファーを拒否していた…スペイン紙報道

バルセロナは今夏の移籍市場が閉鎖する直前、DFイニゴ・マルティネスの獲得オファーが届いたものの、それを拒否していたという。スペイン『マルカ』が報じている。

曰く、バルセロナは市場閉鎖の数日前、中東のクラブからイニゴ・マルティネスを買い取りたいという申し出を受けたそうだ。移籍金として提示されたのは、500万ユーロだったとのこと。

バルセロナにとってイニゴ・マルティネスの売却は、財政的に大きな手助けとなっていたはずだ。イニゴ・マルティネスは2023年夏、アスレティック・ビルバオとの契約が切れ、フリーでバルセロナに加入。現在33歳の同選手はグロスで1500万ユーロという高額な年俸を受け取っており、バルセロナは放出することで人件費の負担を減らせるだけでなく、フリーで獲得した選手から500万ユーロの売却収入を引き出せたはずだった。

しかしDFロナルド・アラウホとDFアンドレアス・クリステンセンが、負傷によって12月まで復帰できない可能性がある状況で、ハンジ・フリック監督がイニゴ・マルティネスの放出を嫌ったようだ。このためにバルセロナは、旨みのあるオファーを拒絶したとされている。

なおフリック監督は今季序盤、イニゴ・マルティネスをDFパウ・クバルシの相棒としてレギュラーで起用。バスク出身DFは期待に応えて、ラ・リーガ開幕4連勝に貢献している。

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