Bartomeu Rakuten BarcelonaGetty Images

バルセロナ、親善試合開催に導いた三木谷浩史会長に感謝…スペイン紙「バルサは非常に満足している。楽天と新たな関係を構築する考え」

バルセロナと楽天は、今回の親善試合の騒動をきっかけにして、新たな関係を構築するのかもしれない。

27日に行われる親善試合ヴィッセル神戸対バルセロナは、主管に入っていた日本のプロモーターからの支払いが滞っていたとの理由で、バルセロナ側が一時中止を報告。しかし、その後に神戸側がバルセロナと調整を続けていることを伝え、最終的に「問題が解決した」と親善試合が予定通り開催されることを発表している。

スペインのスポーツ紙『ムンド・デポルティボ』は開催の運びとなった理由について、神戸の親会社であり、2017年から2022年までバルセロナのメインスポンサーを務めていた楽天グループが、日本のプロポーターが支払っていなかったとされる400万ユーロ(約7億円)の支払いに合意したためと報道。加えて同紙は、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が楽天グループの三木谷浩史会長兼社長の振る舞いに満足していることを伝え、バルセロナと楽天が今後新たな関係を構築することも示唆している。

「バルセロナ、とりわけ会長のジョアン・ラポルタは、アジアツアーの未払い問題を解決するカギとなった三木谷浩史にとても満足しており、新たな関係を結ぶことを望んでいる」

「楽天はかつてバルセロナのメインスポンサーだった。良好な関係を築く三木谷とラポルタは、両ブランドがどのように協力関係を維持していくかを話し合う予定となっている」

「三木谷は神戸でのバルセロナの練習において、ラポルタらをホストとして迎え入れている。彼は数日前、バルセロナのツアーを救った人物だった。バルセロナは7月7日、受け取るはずだった収入を得られなかったが、三木谷がラポルタを連絡を取ってバルセロナの利益を守ったのだ。未払いの400万ユーロが支払われなければ、バルセロナが日本に赴くことはなかった」

「三木谷は金銭を支払っただけでなく、バルセロナと再び関係を結びたいとも考えている。バルセロナは、今回の件における彼の振る舞いが素晴らしいものであったと考えており、楽天と新たな関係を構築することに前向きだ」

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