Ilkay Gundogan BarcelonaGetty

バルセロナ、ギュンドアン退団の扉を開く。放出でダニ・オルモかニコ・ウィリアムズの選手登録が可能に…スペイン紙報道

バルセロナMFイルカイ・ギュンドアン(33歳)に退団の可能性が浮上している。スペイン『マルカ』が報じた。

17日のラ・リーガ開幕節、敵地メスタージャでのバレンシア戦(2-1)で招集外なっていたギュンドアン。バルセロナはその5日前に行われたガンペール杯での怪我の影響としているようだが、しかし退団の扉を閉じているどころか、前向きに開く可能性があるという。

バルセロナがギュンドアンの退団に肯定的と思われる理由……それはやはりラ・リーガのサラリーキャップの問題にあるようだ。ギュンドアンは昨夏の移籍市場で、マンチェスター・シティからフリーでバルセロナに加入。移籍金はかからなかったものの、現在1500万ユーロ(約24億円)という年俸額がクラブにとって大きな負担になっているという。

1500万ユーロはRBライプツィヒから獲得したMFダニ・オルモ、または獲得をあきらめていないアトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズの移籍金の減価償却費&年俸額と同等であり、つまりギュンドアンを放出すればそのままダニ・オルモかニコのどちらかの選手登録を完了できるとのことだ。

またスポーツ面においても、ギュンドアンの重要性が薄れている可能性がある。MFペドリやMFガビに加えて、移籍金4700万ユーロ+インセンティブ800万ユーロで獲得したダニ・オルモ、パリ五輪でブレイクしたU-23スペイン代表MFフェルミン・ロペスの存在によって、ドイツ代表MFの出場時間は減少することが指摘されている。

その一方でギュンドアンおよび、『マルカ』がコンタクトを取ったその関係者は、バルセロナでプレーし続けることを強調している様子。しかし同紙は、バルセロナの方針や態度によって選手側が考えを変えるかもしれないと示唆し、「現時点で市場閉鎖まであと12日。バルセロナには扉を開ける用意がある」との文章で記事を締めている。

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