バルセロナFWマルク・ギウ(18)は、どうやらチェルシーに移籍するようだ。スペイン『マルカ』や『ムンド・デポルティボ』が報じている。
バルセロナはギウと2025年まで結ぶ契約の延長を目指していたが、チェルシーが条件面ではるかに優れたオファーを同選手に提示した模様。チェルシーはすでにギウとの交渉で合意に至っており、あとは契約解除金600万ユーロを支払い、獲得を決める考えとされている。
『マルカ』は「最後の最後でサプライズでもない限り、このストライカーは来季スタンフォード・ブリッジ(チェルシー本拠地)でプレーする」と記し、その一方で『ムンド・デポルティボ』は「バルサはすでにマルク・ギウを失ったと考えている」と、バルセロナがすでに慰留をあきらめたことを報じている。
バルセロナの下部組織出身であるギウは、昨年10月のアスレティック・ビルバオ戦でトップチームデビューを果たし、途中出場から23秒でゴールを記録。今季はトップチームとBチームを行き来しながらプレーし、前者では2得点、後者では6得点を決めている。
ギウがチェルシー移籍に傾いた理由は年俸など金銭面のほか、バルセロナのトップチームにFWロベルト・レヴァンドフスキ、FWヴィトール・ロケがいることで、出場機会が完全に約束されないこともあったとみられる。


