バルセロナは16日のラ・リーガ第29節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦をスコアレスドローで終えた。チャビ・エルナンデス監督は試合後、スタジアムのピッチコンディションについて言及している。
ヘタフェの5バックを最後まで崩すことができず、前節ジローナ戦に続き0-0で試合を終えたバルセロナ。試合後会見に出席したチャビ監督は、芝生の状態について何度か言及している。
「(ピッチコンディションが)私たちに損害を与えた。ただ、そうした状態にあるのは知っていたんだ。昨日、私たちはバルセロナで乾いた芝生の上でプレーした。こうした状況が待ち受けていると分かっていたからね。まあ、難しいよ。芝生の話について私は何度も批判を受けてきた。しかし選手たちにとって、こうしたコンディションでプレーするのは難しいものなんだ。スペクタクルのため、果てにはヘタフェにとっても良くないことだろう。何しろ、ボールが転がらないのだから。今日は芝生の劣悪な状態を実感することになった」
「ただし、これは言い訳ではないよ。私たちはかつての感覚を、何よりもプレーの効果性を取り戻す必要がある。こうしたピッチコンディションであれば2倍苦戦することになるが、とにかく現在の私たちは良い調子ではない。それでも失望を感じるのではなく、前へと進んで行かなければ。メンタル的に落ち込む必要などないんだよ」
「ボール回しにおいて、ここの芝生は私たちにかなりの損害を与えた。しかし、それが最も決定的な要因ではない。私たちは十分にチャンスを創出できなかったし、効果性のあるプレーを見せられなかったんだ」




