21日のラ・リーガ第5節、バルセロナはホームでのヘタフェ戦に臨む。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、ヘタフェのアグレッシブなプレースタイルについて見解を求められ、自チームのことだけに集中する必要性を説いている。
「私にとって大切なのは、自分のチームのことだけだ。重要なのは、自分たちが良い練習をしたことにほかならない。ミッドウィークにニューカッスルと戦ったばかりだが、フレッシュな足でプレーする必要がある」
フリック監督はまた、出場機会が激減しているMFダニ・オルモについて言及。オルモは今季ラ・リーガで先発1試合、途中出場3試合で、出場時間はわずか147分にとどまっている。
「そういうことも起こるさ。このチームには25選手がおり、常に決断を下していかなければならないんだ。シーズンは始まったばかりで、私たちにとっては一人ひとりが重要だ」
「このチームには素晴らしいクオリティーの選手たちが揃っており、私はこうした状況に満足している。何人かの選手は不満を抱えているのだろうが、私たちはチームなんだ。プレーする選手たちは自分の素晴らしさを示さなくてはならない。何より重要なのはチームであり、クラブが成功を収めることなんだ」
バルセロナは休養を望んだMFぺドリを除いたチーム全員が、21日のバロンドール授賞式に参加する予定。ハンジ・フリック監督は、FWヴィニシウス・ジュニオールが受賞を逃したことで、昨年授賞式をボイコットしたレアル・マドリーと自分たちを比較するような発言をしている。
「ヤマルがバロンドールを受賞する可能性? 知らないよ。ラミンはいつか受賞するだろうが、それが今かは分からない。受賞する選手は、誰もが賞に値しているはずだ」
「授賞式には行かなければならない。楽しまなければならない。受賞者たちに敬意を表すためにもね」




