16日のラ・リーガ第28節、首位バルセロナは敵地リヤド・エア・メトロポリターノでアトレティコ・マドリーと戦う。勝ち点1差で3位につけるチームとの直接対決だが、前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、今回の一戦で優勝争いの行方が決まるわけではないことを強調した。
「リーグ戦は長い。ただの1試合だよ。勝てるならば素晴らしいし、さらなる自信を得ることができる。彼らは最高のチームの一つなのだからね」
「アトレティコの陣容はファンタスティックだ。彼らは11人だけのチームではない。見事に一枚岩になっており、それぞれ経験豊富だ。疲労の差? ないと思っている」
「しかし私たちも良い状況にあって、良好なレベルのパフォーマンスを見せている。集中して、それぞれが最高の力を引き出せれば、凄まじいポテンシャルを引き出せるはずだ」
アトレティコは12日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、メトロポリターノでのレアル・マドリー戦に臨み、120分の激闘の末にPK戦で敗れた。PK戦ではFWフリアン・アルバレスのゴールがダブルタッチによって取り消されたが、その件について見解を求められたフリック監督は、ため息をついてから次のように返答している。
「一体何を言えばいいのか……。フリアン・アルバレスは非常に不運だったね。気の毒に思うよ」
「彼は素晴らしい選手で、最高のゴールゲッターの一人だ。それ以上にコメントすることはない。別に私が下した決定ではないのだから。あの場面は見たが、彼のことを気の毒に思っている」




