Hansi FlickGetty Images Sport

ラス・パルマス撃破でラ・リーガ首位を維持したバルセロナだが…フリック「勝利には満足だがプレー自体はそうでもない」

22日のラ・リーガ第25節、バルセロナは敵地エスタディオ・デ・グラン・カナリアでのラス・パルマス戦に2-0で勝利した。ハンジ・フリック監督は勝利には満足感を表しつつ、パフォーマンス自体には納得がいっていない様子だった。

ラス・パルマスの堅守に苦しんだバルセロナだったが、ハーフタイムに投入されたMFダニ・オルモが62分に先制点を決め、95分にはFWフェラン・トーレスが加点して勝ち点3を獲得した。

ラ・リーガ5連勝のバルセロナは、2位アトレティコとの勝ち点2差を維持。またジローナ戦を控えるレアル・マドリーには暫定で勝ち点3差、得失点15差をつけている(ラ・リーガは勝ち点で並んだ場合、最終的に当該対決2試合の成績で順位を決定するが、2試合が行われる前は得失点差で順位を並べる)。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたフリック監督は、完全には満足できなかった試合であることを告白。何よりもこだわっているパフォーマンスの質で不満が残ったようだ。

「私たちは素晴らしい試合を演じたというわけではない。それでも2-0で勝ったことは良かったがね。ハーフタイム、選手たちには自分たちが望んでいた通りプレーできていないこと、何をすべきなのかを伝えた。私たちは試合とボールを完全にはコントロールできていなかったんだ」

「私たちは勝ち点3を獲得したことに本当に満足している。しかしプレー自体についてはそこまででもない。いずれにしても私たちは首位を走っている。私たちは進歩しつつ、最高のチームにならなければならない」

フリック監督はまた、ペナルティーエリア内での見事なフェイントからゴールを決めたダニ・オルモについても言及している。

「ゴールは私たちにとっても彼にとっても重要だ。ダニ・オルモがここまでプレーしていなかったのは負傷していた影響でもあり、ほかの選手たちの方がフィジカル的に良い状態だったからだ。私たちは彼の活躍に満足しているよ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0