17日のラ・リーガ第24節、バルセロナはホームでのラージョ・バジェカーノ戦に1-0で勝利した。ハンジ・フリック監督は試合後、首位浮上にも気を引き締め続ける必要性を強調した。
バルセロナはここ9試合負けなしのラージョを相手に、28分にFWロベルト・レヴァンドフスキがPKから今季ラ・リーガ20得点目を記録。追加点こそ決められなかったものの、ラージョの良質な攻撃を何とか防ぎ切って勝利した。勝ち点を51とした同チームは2位だったアトレティコ・マドリーを抜き去り、レアル・マドリーと並んで得失点差で首位に立っている(最終的には当該対決で成績で順位を決定)。
フリック監督は試合後、次のような感想を述べている。
「今日は、私が昨日言ったことが目にできたと思う。ラージョは良いプレーを見せるんだよ。選手たちにとっては難しい試合だったね。私たちは勝ち点3に満足しているし、今日は勝つのが難しい試合だった」
「順位表を見るのは好ましくない。まだ、多くの試合が残されているんだ。選手たちには満足しているがね。私たちは最後まで全力で戦っていく。一試合ずつ臨んでいこうじゃないか」
DFジュール・クンデやGKイニャキ・ペーニャなど遅刻した選手を罰としてスタメンから外してきたフリック監督は、またも遅れてやってきたクンデをこの試合でベンチスタートに(66分から起用)。過去には「時間通りやってきた選手たちへの敬意を欠いている」と語ったこともあるフリック監督は、今後も遅刻を許す考えは一切ないようだ。
「これもフットボールの一部だ。試合の日、試合前に何をしなければいけないかは全員が分かっていると思うのだがね。選手たちがミーティングに参加するのは大切だ。参加を果たすのは、そんなに難しいことではないはずだよ」
「これは敬意の問題だ。彼とは話をしなければいけない。彼は遅刻をして、規律ははっきりとしている。今日、起こったのはそういことだ」




