FlickGetty Images

バルセロナ指揮官フリック、ヘタフェとの泥仕合に…「こんな経験一度もしたことがなかった。慣れていかなくてはいけない」

18日のラ・リーガ第20節、バルセロナは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦を1-1のドローで終えた。ハンジ・フリック監督は、手にした決定機を決め切れなかったことを悔やんでいる。

キックオフから9分後にDFジュール・クンデが先制点を決めたバルセロナだが、その後FWハフィーニャらがチャンスを物にできずにいると、34分にMFマウロ・アランバリの同点ゴールを許す。後半はヘタフェの荒くも堅い守備を前に苦戦し、結局勝ち点1を分け合った。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたフリック監督は、次のような感想を述べている。

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「勝ちたかったし、そうするためにチャンスも手にしていた。私たちは、もっとゴールを決められなかったことに失望している」

「ここヘタフェでプレーする意味は見て取れた。彼らはよく守っていたね。私たちはチャンスをつくっていたが決め切ることができなかた。それでも前へと進んでいかなくてはならない。繰り返すが、私たちはチャンスを手にしていたんだ」

ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェは、反則すれすれの激しい守りで“泥仕合”に持ち込むことを得意としているが、フリック監督はそれを実感したようだ。

「このスタジアムのピッチではすべてのアクション、すべての接触プレーで凄まじい感情が渦巻く。こんなこと私は一度も経験がない。これから慣れていく必要があるね」

フリック監督はハーフタイムにMFマルク・カサドを下げてF・デ・ヨングを投入したが、カサドの負傷ではなく戦術的な交代だったようだ。

「私たちは変化を起こしたかった。だから交代をしたんだ」

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