8月31日のラ・リーガ第4節、バルセロナはホームでのバジャドリー戦で7-0の大勝を収めた。ハンジ・フリック監督は試合後、開幕4連勝に対して大きな満足感を表している。
フリック監督率いるバルセロナは、これ以上ない結果を収めてインターナショナルウィークを迎えることになった。このバジャドリー戦でも、これまで通りの良質なパフォーマンスを披露すると、FWハフィーニャのハットトリック、FWロベルト・レヴァンドフスキの4試合4得点目、MFダニ・オルモの2戦連続弾のほか、DFジュール・クンデ、FWフェラン・トーレスもゴールを決めて大量7得点で勝利を収めた。
フリック監督は試合後、次のような感想を述べている。
「私たちは立ち上がりから良いプレーを見せた。素晴らしかったね。チームは100%の力で試合に入り、最初からチャンスをつくり続けたんだ」
「目標は(インターナショナルウィーク前の)4試合すべてに勝つことだったのだが、見事に達成できた。本当にうれしいよ。昼食やディナーに出かけるとき、サポーターは私たちのそばに来て、とても親切にしてくれる。ここにはそういった素晴らしいエネルギーがあり、私はそれをチームに対しても感じているんだ。このチームはまるで家族のようだよ」
ドイツ人指揮官はまた、自分自身がバルセロナにとって“最高の補強”だったと言われていることにも言及した。
「私のことを“最高の補強”だと言ってくれるなんて、誇らしい気持ちでいっぱいだ。しかし、まだ第4節が終わったばかりであり、ここから流れが変わることだってあり得るんだよ」
「サポーターが満足していることはうれしい。だが、このまま進み続けなくてはいけない。今から中断期間に入るが、選手たち含めて全員にとってポジティブに働くだろう。彼らは良い気持ちで代表チームに合流できるからね」
フリック監督はその一方で、加入してからすぐさま活躍を披露しているダニ・オルモに触れた。
「すぐに結果を出してくれると思っていた。私は彼のことをよく知っている。ファンタスティックだよ」
「彼が中盤で見せるプレーは、じつに素晴らしい。理想的な形で攻守のバランスを取ることができ、トランジションでも力を発揮する。彼がチームにいてくれて、本当に良かったよ」
ハフィーニャはこれがキャリア初のハットトリック。フリック監督率いるチームでは、疲れ知らずのファンタジスタとして、チームに大きく貢献している。
「これが初めてのハットトリックというのは遅すぎるね。そのクオリティーと自信からすれば、もっと前に達成して然るべきだった。彼はピッチで自由を感じていると思う。とても良いプレーを見せてくれる選手だ」


