連敗を喫してラ・リーガ首位から転落したバルセロナについて、『The Athletic』の番記者が内部事情を伝えている。
昨季はハンジ・フリック監督の下で国内三冠を達成し、今季もリーグ首位を快走してきたバルセロナ。しかし12日、コパ・デル・レイ準決勝第1戦でアトレティコ・マドリーに0-4と完敗を喫することに。翌日には緊急ミーティングが行われ、選手の姿勢や強度を批判したフリック監督に対し、選手たちが現実的な戦術を選択するように反発したとも伝えられていた。
そうして迎えた16日のラ・リーガ第24節ジローナ戦、59分にパウ・クバルシの得点で先制したバルセロナだったが、その後2失点を許して1-2と逆転負け。公式戦連敗となり、勝ち点58のままレアル・マドリーに抜かれて2位に転落している。
『The Athletic』のポル・バルス記者によると、チームスタッフは45日間で13試合をこなすという過密日程、さらにケガ人の続出によって極度の疲労状態にあると感じており、試合翌日から2日間の休養を与えた模様。22日のレバンテ戦への準備期間は3日間に短縮したようだ。
一方で選手たちは、ジローナ戦のパフォーマンスが期待値を大きく下回っていたことを自覚しており、そのために話題となった試合中の判定に対して多くの異議を唱えることはしなかったという。同じ問題が繰り返される現状にフラストレーションを抱えており、一部では中盤のエリアによりカバー範囲が広くフィジカル面で優位性を持つ選手を起用するべきだと考えているとのこと。18歳MFマルク・ベルナルが適任だが、2024年8月に負った前十字靭帯損傷から未だ回復途中であり、90分のプレーは難しいと指摘されている。
フリック監督就任後で「最悪の1週間」を過ごしたとされるバルセロナだが、内部では今回の敗戦がどれほどの重みを持っているかを十分に理解している模様。しかし同時に、休息を取って冷静さを保ち、リセットする良い機会でもあると認識しているようだ。
