20日のラ・リーガ第10節、ホームでのセビージャ戦に5-1で大勝した。ハンジ・フリック監督は試合後、MFガビの実戦復帰に大きな満足感を表している。
昨年11月19日、スペイン代表として臨んだジョージア戦で右ひざの前十字靭帯を断裂し、これまで戦列を離れていたガビ。フリック監督はこのセビージャ戦の84分、同選手をMFペドリとの交代で投入している。
モンジュイックに集まったバルセロナサポーターは、スタンディングオベーションでガビの復帰を祝福したが、ドイツ人指揮官はその光景に心を打たれたようだ。試合後会見で、次のように語っている。
「ガビの復帰は素晴らしかった。ああしたサポーターの様子を目にすれば鳥肌が立ってしまう。最高だったね」
「ガビはこのセビージャ戦で復帰することを目標としていた。5分だけでも出場したかったようだが、それが現実となったんだ。私たち全員が幸せを感じている。君たち(報道陣)、サポーター、クラブ、選手たちとね。ガビがピッチで示したインテンシティーは素晴らしく、まさに彼のプレー方法だった」
フリック監督はこの試合で、負傷明けのMFフレンキー・デ・ヨングを先発で起用する可能性が噂されていたが、結局出場させなかった。
「フレンキーを最初から使うことを考えていたが、彼は金曜に体に違和感を覚えていた。今日になって状態は良くなかったものの、先発させるという選択肢はなかったね。そして試合中には、ガビを投入することを決めた。彼にとっても私たちにとっても最善だったと思っている」
バルセロナはミッドウィークにバイエルン戦、来週末にクラシコを控えており、今季ここまでで最も大切な一週間を過ごすことになる。
「バイエルン戦はレヴァンドフスキとキーンの対決だって? これは選手間ではなくチーム間の戦いだ。今日の試合でレヴァンドフスキが2ゴールを決めたことは喜ばしい。今日は勝利を祝って、明日からチャンピンズに向けた準備を開始するよ」