バルセロナは6日、サウジアラビアで行われるスペイン・スーパーカップの招集メンバーを発表。選手ライセンスが発行されていないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルもメンバーに含まれている。
バルセロナはシーズン後半戦に向けてダニ・オルモとパウ・ビクトルを選手登録できず。スペインプロリーグ機構ラ・リーガとスペインフットボール連盟（RFRF）は連盟で、同クラブが12月31日の期限までにサラリーキャップ超過の問題を解決しなかったために、ライセンスを発行しない旨を声明で発表している。
しかしバルセロナは両選手の登録をあきらめておらず、スペイン国内におけるスポーツ仲裁手続きの最高機関であるスポーツ裁定審議会（TAD）、次に通常裁判に訴えを起こすことで暫定措置的に登録を実現する方針だ。
バルセロナはダニ・オルモとパウ・ビクトルをスペイン・スーパーカップで起用することを想定し、招集メンバーに含めた。TADの手続き開始は7日からで、8日の準決勝アスレティック・ビルバオ戦で出場させられる可能性はほぼないが、レアル・マドリー対マジョルカの勝者と対戦する12日の決勝で起用できることを期待しているようだ。