5日にコパ・デル・レイのベスト32、リナレス対バルセロナが行われ、バルセロナが2-1の勝利を収めて次ラウンド進出を果たしている。
アンダルシアに拠を構える国内3部のチームと対戦したバルセロナ。公式戦初出場となるダニエウ・アウヴェスらをスタメンで起用したチャビ監督だったが、前半はおそらく同指揮官就任後最低のパフォーマンスに終始してしまう。各選手のポジショニングが不安定なチームはもちろんパフォーマンスも不安定となり、19分にクロスからウーゴ・ディアスにヘディングシュートを決められて失点。1点ビハインドのまま試合を折り返した。
チャビ監督は後半開始時にイリアス、アラウホ(手首を負傷)、リキ・プッチを下げてフレンキー・デ・ヨング、ピケを投入。すると63分、契約延長問題が一向に解消されないデンベレが同点を記録する。右サイドでボールを受けてそのまま駆け上がったフランス代表FWは、内に切れ込み左足の強烈なシュートでネットを揺らした。
バルセロナはさらに69分には、左サイドを独走したジュグラがそのままペナルティーエリア内に入り込み逆転を達成。74分にはF・デ・ヨングが負傷交代を強いられてしまい(アルバロ・サンスが代わりに出場)、さらにリナラスの決定機を許す場面があるなど肝を冷やし続けたバルセロナだが、1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを聞いた。今季、優勝が見込める大会で、ベスト16へと駒を進めている。
