バルセロナは、10月のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦も本拠地カンプ・ノウを使用できないようだ。
昨季ラ・リーガとコパ・デル・レイを制し、王者として今季に臨むバルセロナ。しかし、2023年6月にスタートしたおよそ15億ユーロ規模の本拠地カンプ・ノウ改修工事が未だ完了せず。大幅な遅延を経て今季開幕から使用できるかに思われたが、その日程は9月中旬までさらに延期に。そして先日、クラブは21日のラ・リーガ第5節ヘタフェ戦にも間に合わないことを発表していた。
そんな中でUEFA(欧州サッカー連盟)は、10月1日に行われるCLバルセロナ対PSGの一戦で使用する会場を発表。カンプ・ノウではなく、モンジュイックのエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスを使用することを明かしている。
『The Athletic』によると、UEFAの規則25.08では「原則として」CLですべてのホームゲームを同じスタジアムで開催しなければならないと定められているという。こうした事情もあってバルセロナはリーグフェーズ初戦をアウェイ開催にすることを申請していたようだが、ホーム開催の第2節にも間に合わず。同メディアは、UEFA側が柔軟な対応を認める可能性が高いとしつつ、リーグフェーズ期間はエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスをホームスタジアムとして使用することになると予想している。





