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Gavi LevandowskiGetty Images

バルセロナが2018-19シーズン以来6年ぶり、メッシ退団後初となるCLベスト4進出!ドルトムントの猛攻を凌ぎ切る

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15日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、ジグナル・イドゥナ・パルクを舞台としたボルシア・ドルトムント対バルセロナは3-1でドルトムントが勝利。しかし2戦合計ではバルセロナが5-3で上回り、準決勝進出を決めている。

1stレグはホームのバルセロナが4-0で勝利。いかに黄色い壁が凄まじいプレッシャーをかけるジグナル・イドゥナ・パルクとはいえ、フリック監督のチームが逆転で負けるとは考え辛い一戦だ(バルセロナはリーグフェーズでも同スタジアムで3-2の勝利を収めている)。

バルセロナを率いるドイツ人指揮官は、ここでチームの絶対的柱であるぺドリを休ませてガビを先発で起用。GKシュチェスニー、DFクンデ、アラウホ、クバルシ、ジェラール、MF後列フレンキー・デ・ヨング、ガビ、前列ヤマル、フェルミン、ハフィーニャ、FWレヴァンドフスキでスタメンを組んでいる。

前半は両者のテンションの違いが浮き彫りに。とにかくゴールが必要なドルトムントは勢いよく攻撃を仕掛け、11分に1点目を決める。ペナルティーエリア内に侵入したグロスが、飛び出してきたシュチェスニーに倒されてPKを獲得。キッカーのギラシが冷静にシュートを決め切って、ジグナル・イドゥナ・パルクに希望を灯している。ドルトムントはさらに16分、再びバルセロナの守備網を破ったグロスがネットを揺らすものの、これはオフサイドとなった。

バルセロナはドルトムントの攻勢に手を焼き、自分たちの攻撃は緩慢なものに終始(踊るようなプレーで攻撃を形づくり、守備でも貢献度が高いぺドリがいないのはやはり大きい)。それでも徐々にポゼッション率を上げ、自分たちのリズムでプレーするようになったが、完全に勝負を決めるゴールは奪えないまま試合を折り返した。ちなみに前半のバルセロナのシュート数は1本で、対してドルトムントは7本の枠内シュートを記録している。

迎えた後半、ドルトムントは49分に希望の灯をさらに輝かせる。CKの場面で、ファーのベンセバイニがボールを折り返し、そこに位置したギラシがこの日2点目を決めた。これで2戦合計スコアは2-4となった。

“勝てると確信するには危険な点差”にされたバルセロナだったが、54分にドルトムントを突き放す。クンデの縦パスからフェルミンがDFラインを突破してペナルティーエリア内右に侵入。背番号16はグラウンダーのクロスを送り、これがベンセバイニのオウンゴールを誘発した。フリック監督はこのゴールから4分後、ガビをピッチから下げてぺドリを投入している。

だが痛恨の失点を許しても、ぺドリが入ってきてもドルトムントはあきらめない。そして76分、ギラシがハットトリックとなるゴールを決めた! 右サイドを突破したデュランビルが勢いあるグラウンダーのクロスを送ると、アラウホがクリアし切れず。ドルトムントの背番号9がこのこぼれ球を思い切り叩いて、三度シュチェスニーを破っている。

観客の後押しも受けるドルトムントはその後も攻め続けようとしたが、ぺドリに加えて負傷明けのダニ・オルモもピッチに立たせ、ボールを落ち着かせるバルセロナに苦慮。結局バルセロナが、2点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを聞いている。

バルセロナのCL準決勝進出は2019年以来6シーズンぶり。大きな混乱と低迷期をもたらすことになったメッシ退団後(2021年)、初のベスト4進出だ。

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