ブラガは、バルセロナからパウ・ビクトルを獲得したことを発表した。
ジローナの下部組織出身のビクトルは、2023年夏にバルセロナBに期限付き移籍してシーズン20得点の活躍を残し、翌年に完全移籍を果たして正式にクラブの一員に。昨シーズンをファーストチームで過ごした同選手だが、登録問題に揺れ、さらに国内3冠を成し遂げたチームの中で控えに甘んじて公式戦29試合で2得点1アシストを記録するにとどまった。
そんな中今夏、引き続きサラリーキャップによる選手の登録問題に直面するバルセロナが選手の放出を迫られる中、ビクトルも放出候補の1人に。23歳のスペイン人FWに対しては先日からポルトガルのブラガなどからの関心が届いていた。
そして25日、ブラガはビクトルを獲得したことを発表。両者は契約解除金が5000万ユーロ(約87億円)に設定された2030年夏までの5年契約を締結している。また、ポルトガルのクラブは移籍金として1200万ユーロ(約21億円)をバルセロナに支払い、さらに最大で300万ユーロ(約5億円)の追加支払いが発生するようだ。
バルセロナは今夏、すでにアンス・ファティやパブロ・トーレといった若手選手を放出。才能ある若手を放出することで必要な資金を調達しようとしている。




