バルセロナ、コペンハーゲンのU-21スウェーデン代表FWルーニー・バルドグジ(19)の獲得に迫っている。スペイン『ムンド・デポルティボ』や『マルカ』が報じた。
シリアにルーツを持ち、クウェートで生を受け、スウェーデンで育ったバルドグジ。バルセロナは同選手の獲得について、コペンハーゲンとほぼ合意に至った模様だ。デンマークのクラブに対して移籍金200〜300万ユーロを支払うことになるという。
右ウィングを本職とするバルドグジは、2023-24シーズンに公式戦29試合10得点を記録する活躍を見せ、『ムンド・デポルティボ』によればレアル・マドリー、レヴァークーゼン、ユヴェントス、チェルシーなどが獲得への動きを見せたという。
だがバルドグジは2024年5月に靭帯断裂の重傷を負い、この影響によって複数のクラブが獲得から手を引いたようだが、バルセロナは興味を失うことなく回復を見守っていたとのこと。またバルドグジは幼少の頃からバルセロナのファンであり、それが同クラブ加入を決意する要因になったとのことだ。
エスパニョールから獲得したGKジョアン・ガルシアに次ぎ、バルセロナの今夏2人目の補強選手となるバルドグジだが、ハンジ・フリック監督のチームでプレーするかはまだ不透明の模様。ドイツ人指揮官が右ウィングのレギュラーであるFWラミン・ヤマルのバックアッパーとするのか、または他クラブに修行に出すのかを判断することになるようだ。


