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Julian AlvarezGetty Images

バルセロナが屈辱的敗戦!アトレティコ、J・アルバレスの14試合ぶりゴール含め前半だけで4得点…コパ決勝進出に王手かける

12日のコパ・デル・レイ(スペイン)準決勝1stレグ、アトレティコ・マドリー対バルセロナは4-0でアトレティコが先勝した。

通算33回目のコパ優勝を目指す同大会最多王者バルセロナと、2013年以来13年ぶりの戴冠を狙うアトレティコの対決。アトレティコは2試合前のコパ準々決勝ベティス戦で5-0の大勝を飾ったかと思えば、次のラ・リーガのベティス戦に0-1敗北と不安定なプレーを続けている。一方バルセロナはここ17試合の成績が16勝1敗とレアル・ソシエダにしか敗れていない。下馬評ではバルセロナが圧倒的に優位とされたが、やはりサッカーは何が起こるか分からない。

この冬の移籍市場でルックマンを獲得し、右にジュリアーノ、左にルックマンという強力無比なサイドアタックを手にしたアトレティコは、彼らを起点としたカウンター攻撃からバルセロナを食らった。いや、貪り食った。

先制点はオウンゴールから生まれている。6分、アトレティコのハイプレスを受けたエリック・ガルシアがバックパスを出すと、ジョアン・ガルシアがトラップし切れず(ボールがやや跳ねていたためのピッチコンディションの問題もあったか)。ボールは枠内に転がっていき、大急ぎで戻るバルセロナ守護神がかき出す前に、ゴールラインを割っている。

この早い時間帯の先制点で、試合展開はバルセロナがボールを保持して攻め込み、アトレティコが堅守速攻で対応するという流れに一気に傾く。アトレティコはジュリアーノがDFラインに組み込まれる実質的に5バックとなる守備で、ぺドリ&ハフィーニャを負傷で欠くバルセロナの攻撃を跳ね返し続け、何度となく鋭利なカウンターを発動した。

アトレティコが追加点を奪ったのは13分のこと。右サイドのホルへ・モリーナの横パスをペナルティーエリア内右でグリーズマンが受けると、素早いターンから左足のシュートを決め切った。さらに32分には、ルックマンのホーム初ゴールも生まれる。ジュリアーノがあふれんばかりのスピードで右サイドを突破し、ペナルティーエリア内中央のJ・アルバレスにパス。J・アルバレスはさらに左を走るルックマンにボールを回し、ナイジェリア代表FWは冷静な左足のシュートでネットを揺らしている。

アトレティコの守備を破れず、カウンターも止められないバルセロナ。フリック監督は37分に交代カードを切り、イエローカードを受けていたカサドを下げてレヴァンドフスキを投入。中盤の構成を右からオルモ、F・デ・ヨング、フェルミン、ヤマルとして、フェランをトップ下、レヴァンドフスキを1トップに据えた。が、その後もアトレティコのコンパクトな守備を前に利用するスペースを見つけることができない。43分にはフェルミンがスルーパスに反応してペナルティーエリア内に侵入するも、シュートはGKムッソに弾かれた。

そして前半AT2分、アトレティコの4点目が決まる。決めたのは、12月9日のPSV戦から13試合ゴールがなかったJ・アルバレス! ジュリアーノが再び右サイドを突破して、逆サイドのルックマンにグラウンダーのクロス。ルックマンは自らシュートは打たず、ペナルティーアークのJ・アルバレスにパスを送り、背番号19が狙い済ました右足のシュートを枠内に突き刺した。

アトレティコはバルセロナ相手に大量4得点で前半を終える。本拠地メトロポリターノは歓喜に包まれ、サポーターはハーフタイムになっても、「テ・キエロ・アトレティ(アトレティコを愛してる)」のチャントを飛び跳ねながら歌っていた。

後半、アトレティコはバルセロナの猛攻を受けることになるが、集中した守備でチャンス自体はほとんど許さず。52分にはセットプレーからクバルシがネットを揺らすも、これは5分以上のVARによる審議の結果、オフサイドでゴールと認められなかった。

その後、試合は大きな出来事もなく時間だけが経過。そして84分、エリック・ガルシアが途中出場のバエナの決定機を阻止したとして、一発レッドで退場に。スコアでも数的にも優位に立ったアトレティコは終盤、ボールを保持しながら追加点を目指し、試合終了のホイッスルまでを過ごしている。バルセロナにとっては、あまりにも屈辱的な敗戦となった。

なおバルセロナホームのセカンドレグは、3月3日に行われる。

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