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3日のラ・リーガ第23節、アラベス対バルセロナは3-1でバルセロナの勝利に終わった。アラベスのルイス・ガルシア・プラサ監督は試合後、バルセロナFWラミン・ヤマルの活躍を称賛している。
16歳ヤマルは4試合連続でフル出場を果たしたこのアラベス戦で、得点こそ記録していないものの衝撃的なプレーを連発。バルセロナは後半、カウンターを中心にゴールを狙ったが、若きスペイン代表FWは強烈なスピードとテクニックを生かしたドリブルで攻撃の起点となった。2〜3点目のきっかけとなるボールの持ち運びを見せたほか、完璧なルーレットを見せるなど観客とテレビの前の人々を沸かせている。
その躍動ぶりには、対戦したルイス・ガルシア・プラサ監督も舌を巻く。同指揮官はスペイン『DAZN』とのインタビューで、ヤマルが「一時代を築く」可能性を示唆している。
「あれは凄まじいね。こう言っていいのか分からないが、一時代を築ける若者だ。いずれにしても、とても重要な選手になるだろう」
「彼は相手を簡単に置き去りにしてしまう。まるでストリートでプレーしているようだ。まさに均衡を破ることができる選手だね」
その一方でバルセロナのチャビ・エルナンデス監督も、ヤマルが稀有な才能の持ち主との見解を示し、未来に期待を寄せている。
「桁外れの才能だよ。彼のような能力の持ち主は滅多に現れない。それだけでなく、チームのためにプレーできることも重要だ。彼は謙虚で、チームのための仕事ができ、そこから巨大な才能を爆発させているんだ」