Robert Lewandowski Barcelona Alaves 2024-25Getty

レヴァンドフスキが前半だけでハット…公式戦11試合12得点の暴れっぷり!バルセロナ、アラベス撃破でラ・リーガ首位を走り続ける

6日のラ・リーガ第9節、バルセロナは敵地メンディソロサでのアラベス戦を3-0で制した。

前節オサスナ戦(2-4)で今季ラ・リーガ初黒星を喫し、ミッドウィークのCLヤング・ボーイズ戦(5-0)ですぐさま勝利を取り戻したバルセロナ。フリック監督はアラベスが今季無敗を貫くメンディソロサでの一戦で、GKイニャキ・ペーニャ、DFフォルト、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ、MF(後列)カサード、ペドリ、(前列)ラミン・ヤマル、ハフィーニャ、フェラン、FWレヴァンドフスキを起用し、4-2-3-1のシステムを使っている。

前半、いつも通り主導権を握ったバルセロナ(4分にはフェランが負傷してエリック・ガルシアが投入されるアクシデントも)。その攻撃は圧倒的とは言えないまでも、しかし恐ろしいプレーの効果性を有していた。凄まじかったのはハフィーニャ、そしてレヴァンドフスキである。

バルセロナは7分に先制に成功する。ゴール前、やや距離が離れた位置からのフリーキック。ハフィーニャが精度の高い浮き球のパスをペナルティーエリア内に送り、レヴァンドフスキがへディングシュートでネットを揺らした。

ハフィーニャ&レヴァンドフスキは23分にも躍動。カウンターの場面でハフィーニャが圧倒的技術とスピードで左サイドを突破し、ゴール前まで駆け抜ける。そしてペナルティーエリア内、並走していたレヴァンドフスキが彼から送られた繊細かつタイミング抜群の横パスを枠内に押し込んだ。

レヴァンドフスキは32分、前半だけでハットトリックを達成した。フリーキックの流れから、カサードの絶妙なスルーパスををエリック・ガルシアが受けてレヴァンドフスキに横パス。バルセロナの絶対的エースは、ファーポストに向けてシュートを放ち、見事ネットを揺らしている。レヴァンドフスキは今季公式戦11試合12得点(ラ・リーガ9試合10得点)。

一気にリードを広げたバルセロナは、前半アディショナルタイムにトニ・マルティネスにヘディングシュートを決められるも、直前のプレーでカルロス・ビセンテがオフサイドだったためにゴールは取り消しに。3点差まま試合を折り返している。

後半、バルセロナは少しペースを落としながらも、ボールを保持して追加点を狙う。ただ後方の守備の危うさは相変わらずで、51分にトニ・マルティネスにポスト直撃のシュートを打たれるなど、失点の危機も何度か迎えている。

フリック監督は67分に交代カードを切り、ヤマルとフォルトを下げてアンス・ファティとクンデを投入。その後アンス・ファティが立て続けにチャンスを迎えるものの、シュートをポストに当てるなど決め切ることができない。フリック監督は80分、今度はイニゴ・マルティネスとバルデをジェラールとフレンキー・デ・ヨングに代えて守備にプライオリティーを置いた。

終盤はアラベスの攻勢に苦しんだバルセロナだが、結局失点を許さずに試合終了のホイッスルを迎えた。ラ・リーガでは2試合ぶりの勝利となり、前日にビジャレアルを下した2位レアル・マドリーとの勝ち点3差を維持している。

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