移籍市場で大きな注目を集めるトルコ代表MFアルダ・ギュレルに対し、メスト・エジル氏がアドバイスを送ったようだ。
2021年にわずか16歳でトルコの名門フェネルバフチェでプロデビューを果たしたギュレル。すでにトップチームで公式戦50試合以上に出場、あらゆる攻撃的ポジションでプレー可能な左利きの司令塔は世界中で評価されており、以前にはミランやニューカッスルが関心を示していることが伝えられていた。
そんな18歳のトルコ代表MFだが、現在はバルセロナが最も獲得に近いとされている。先日ジョアン・ラポルタ会長は『TV3』に対し、「長年スカウトが追ってきたのは事実で、ヨーロッパ中のクラブが彼を欲しがっている。我々はフェネルバフチェと話し合っているところだ」と認めていた。さらにスペインの報道では、契約解除金1750万ユーロ(約28億円)を分割払いで支払うことを希望し、来シーズンはレンタルの形でフェネルバフチェに残留させる方針であるとも伝えられている。
しかし、昨季フェネルバフチェでギュレルと共闘したエジル氏は、今夏のバルセロナ移籍を「警告」したという。『ムンド・デポルティーボ』によると、元レアル・マドリーMFは「自分の選択肢を見極めるため」にもう1年フェネルバフチェに残留するよう、選手本人に電話をかけたようだ。
なおギュレルには、レアル・マドリーも関心を持っているとも一部では伝えられている。ヨーロッパの数多くのクラブが獲得を望む18歳の逸材だが、今後の決断に注目が集まっている。




